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Notionはあとで読むリストの放り込み先として便利

GTDのInbox先の一つにNotionを最近は使っている。

前はEvernoteだけだった。ただ、Evernoteの活用方法はこちらにまとめたとおりで、今はどちらかというと最終終着点扱いになっている。Notionは情報整理場所の拠点としての活用がメインだ。

・スマホで見たネット記事をあとで読むリストの放り込み場所
・書き捨て・検索用。

引用:思考整理にお悩みの方へGTDをベースにしたツールの棚卸しをご紹介|ボブマネ https://note.com/bobmgmt/n/n5b896be4c4ad

以前書いたとおりだが、二つの使い方をしている。

スマホで見たネット記事をあとで読むリストの放り込み場所

この使い方はスマホでネット記事や調べ物をしたときにあとで読むとしたものをNotionに放り込むようにしている。全文保存されることもあるので、情報を集めている時にも使いやすい。

よくあるパターンだと、今日だと、意思決定論的アプローチコーヒーカップ方式(コーヒーカップモデル)にシステマティックアプローチについて検索した記事を片っ端からNotionに放り込んでおいた。

この記事から引用してまとめたい箇所や読むだけの箇所を見極めるためにリーディングリストとしてあとで整理する。あとで読むでもあるし、あとで整理するという位置付け

また、読んだ本で気になる箇所があれば写真をとって保存するという手もよく使う。デジタルでも紙の本でもどっちでもだが、ここ気になるなというのはNotionに送ることであとで情報整理する場所としている。

これらを実現するために、チェックリストなるものをつくっておいて、未対応なり情報を取捨選択したり、タグ付けして優先順位を決めている。このタイミングは毎日でなくてもよい。集中力が落ちた時に向き合う位置付け。

このように、Notionは気楽な放り込み先として活用しやすい。

書き捨て・検索用としてのNotion

もうひとつの使い方は、書き捨てよう。つまりメモだ。

ただ、メモとしての機能は次回紹介予定のworkflowyが優秀すぎて、思考そのものを整理するのはこちらにたよりっきりではある。よって、Notionでの書きすてはMarkdownで何かまとめたいときに使う。

例えば、こうやって書いているブログのネタになりそうなことをまとめたりしている。以下、Notionについてまとめようかなとした記事がたまたま残っていたので、今回を機会にまとめてみた。

検索用としているのは、いつか読みたいのままの記事や削除するほどではないが読んだ結果大事な情報は残しているので、探す時に使う。長年といっても2,3年使っているとそれなりにキーワードが溜まっている。

本来はツールは統一した使い方がいんだろうが、当分はこれで困っていない。つまりメインでもない。他のツールのほうがとなるシーンも多く複合的に使い分けている。

最近のNotionの使い方

最近は、友達と旅行に行く時に活用した。LINEで情報交換する際に情報が錯綜してしまいがちだが、まとめ情報としてNotionにまとめてWebページとして公開した。個人情報を書かなければ特に問題のない使い方だ。

Notion AIは数ヶ月使ってみたが、便利な機能だと思う。とくにミーティングの要約やタスクの要約に使いやすいと思う。ただ、なければないで特に困らないし、他のAIツールをつい使ってしまうなと思う。

Notionで一番役立ったのは、こちらにもまとめたがプロジェクトとしての使い方。仕事で使うNotionの考え方だと随分このテンプレートには助けられた。使う場面は少ないが、探すと便利なテンプレートは他にもあるはず。

他にNotionをもっと活用できないかなと思って書籍を読んでまとめたことは以下にレビューとして載せておく。

Notionの本をいくつか読んでみた感想

前述したとおりで、Notionの本から発見や学びを得たものをNotionに箇条書きでまとめていた。さきほどの書き捨て記事をちゃんとnoteにおこせるようにまとめてみたのが以下である。

はじめるNotion 使いかたを自由にデザインするための、基本、コツ、アイデア

Notionアンバサダーの方が記載。データベースが他のメモアプリとの違いだよの主張にツールとしての設計思想が読み取れた。関数もあることがしれたので、たまに計算結果をテーブルで乗せたい時に使うようになった。

ページとブロックが基本と普段意識しない用語がわかる。ブロックの背景色を本書きっかけで変えるようになったので知らない機能が知れた。ブロック内の文字にコメント+メンションができるのは改めて便利。

Notionで実現する新クリエイティブ仕事術 万能メモツールによる最高のインプット&アウトプット できるビジネスシリーズ

二冊目は、Notionはオールインワンのワークスペースだとの主張。

あらゆる情報を集約できるとあって、使い方が豊富。情報の集約ツールとしての思考を紹介している点が特徴的。インプット方法とアウトプット方法を細かく解説している。

ブロックを付箋のようだと例えるのはおもしろかった。スマホからの共有機能が便利なのは確かに。実際に使っているとよりそう思う。Evernoteから完全移行しようか一度は考えるきっかけになった。

ショートカットをおざなりにしていたので、本書で最低限の基本が学べたのはよかった(ただしちょっと古いのもある)。データベースはフルラインとインラインがあるのも意識できていなかったが本書で把握できた。

そろそろ Notion あらゆるデジタルデータをあつめて、まとめて、管理するオールインワンの神アプリ

三冊目は一番古い2021年出版。この方も2018年にNotionに出会ったきっかけからアンバサダーに。Notionで生活の質のレベルをあげよう共にという案内。タスクやスケジュール管理としての使い方を紹介。

読書ログや習慣トラッカーの使い方もできる点はNotionならではと思った。自由かつテンプレートが豊富な点が知れたので、テンプレートをもう少しみても良いと思えた。サムネイル表示重視のテンプレも好き。

Notionを整理拠点としてアウトプットへと繋げる

このように実例を出したが、Notionにまとめていたことこうしてアウトプットすることができた。上記は箇条書きだったので、AIに読み込ませてもいいかもと思えるほど(やってないけど)にまとめは簡単だった。

こうやって、Input先の拠点をいくつか持つことで、中継地点を持つことで、頭の中ではなく外に出すことで、行動と意思決定がしやすくなる。もやもやとしてなんとなくの情報をとりあえず放置させる場所にNotionはよい。

長期の書き物をするときにも集中して調べ物をしたいときにも使える。最近は、年間計画リストを用意して長期タスク整理をするようになった。基本は手帳で十分なんだけど、こうしたいなーのデジタル整理にも活用している。

これも目標管理みたいなはっきりしたことではなく、こうしたいなという書き捨て場所や検索場所としての使い道だ。メモがあっちこっちにあってもいいと私は思っていて、その場所のひとつにNotionがある。

結局この使い方もEvernoteのゴミ箱理論に近いかもしれない。放り込んで忘れてもいいようなものも扱える。Evernoteの場合は思い出したいために放り込んでいるが、Notionは最悪今すぐ全部消えてもまあいいかのレベル。

本当に大事に保存したりまとめたいならアウトプットしているので、そのための拠点として有効活用している。これからも無料版のまま当分お世話になる予定だ。

ただ、Notionにたまったアウトプットネタたくさんあるので、どんどん外に出さないとなー。いや一度出してはいるんだけど、まとめないとなーである。今はアウトプットのための中継地点なのだから目指す先は出力。


引用画像:https://rnavi.ndl.go.jp/imagebank/dc/2586550_30.jpg

引用:『川瀬巴水版画集』2,渡辺画版店,昭和10. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/2586550/1/30 (参照 2023-10)

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