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道歌

時を経て あいまみえるや いにしえの 古仏とともに いま一休み

我が身をば 思う心に 迷いぬる 始めなければ 終わりもなけれ

雨が降り 雪が降りつつ 星空の 月に照らされ 輝けるかも

生まれずに 死なないならば 生き死にの あわいはすべて 楽しからずや

生まれ来て ひとつも増えず 死してなお ひとつも減らず 星のまたたき

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