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11日目前編:アイスランド西部(スティッキスホールムル~レイキャビク)

アイスランドのモーニングビュッフェ

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この日の朝食。二週間こんな感じでした。

ビュッフェに並ぶ食材は大体いつも同じで、パンの種類は3~5種類ほど。
アイスランドの伝統的なライ麦蒸しパン「ルグブロイス」がある事が多く、見た目としっとりした質感に騙されて黒糖パンと思って食べると「まっず!」となります。ところがルグブロイスのつもりで食べると…普通です。

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拾ってきた画像ですが、こんなん。

トマト、キュウリ、レタス、チーズ、ゆで卵、ベーコン、ハムは毎日出てきたので、毎日食パンに挟んでサンドイッチにしてました。
あとはフルーツ、ヨーグルト、スキール、グラノーラ、所によりオートミール。飲みものはコーヒー、紅茶、フレッシュジュース、ミルクは確実にある。

と書くと日本のホテルのモーニングビュッフェとそう変わらないように感じますが、素材それぞれのポテンシャルが断然高いので毎日同じ物を食べ続けても飽きなかった。ホテルによって多少の差はあるけどネ。

どこに行っても安定して美味しいのは乳製品。バターは甘くてコクがあってもう…本当に…スーパーで大量に買って日本に持って帰ったよね。
調べてみたところ、アイスランドのバターは赤牛からとれるミルクで作ってるからだそうで。確かに道中見かける牛はみんな赤かった。

そしてやはり特記すべきはスキール(Skyr)。ヨーグルトっぽくクリームチーズっぽいアイスランド独自の発酵食品で、スーパーやコンビニに大体売っています。ですが、アイスランド以外では販売されていません。
4パックぐらい買って日本に持ち帰ろうとしたけど、機内持ち込み時に水分と見なされて没収されました。忘れがたい帰国直前の悲劇です。

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これも拾ってきた画像ですが、こんなん。

これからアイスランドへ行く人は間違いなくスキールを日本に持って帰りたくなると思うので、預け荷物に入れることをお忘れなく。

日本でも2019年春より取扱開始!?というニュースが出ていますが、実際に販売しているところは確認されていません。はよ…


リングロード一周もいよいよ終わり…

朝食を食べ終え、スティッキスホールムルの宿を出発しレイキャビクへ。つまり、リングロードをぐるっと回ってスタート地点に戻ります。

実際に旅したのはもう一年半前だというのに、今、寂しくて仕方がありません。当時より寂しいかもしれない。この旅行記を書きながら、私はもう一度アイスランドを一周していたのだなあと実感しています。

スナイフェルスネス半島にて帰路の途中、

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私は宇宙人を見た。

この半島はUFOの目撃情報が多く、1993年にはUFOが飛来するとの噂で何百人が集まったものの、何も起こらず。この落書きはその時の名残なのかな。そんなに古くも無さそうだから、ここでUFOを見た人が残したのかな。もしくはただのUFOファンか。
誰かが何の気になしに残したであろう雑で愛らしい落書きに、時を経て、プレートの真裏在住の私の想像が掻き立てられます。旅行が楽しい理由だよ。


バック・トゥ・レイキャビク

スナイフェルスネス半島からレイキャビクに戻る途中、Google Mapとカーナビの意見が再び食い違う。アイスランド東部で紙の地図を優先して痛い目にあったので、今回はGoogleを信じることに。言われるがままに進むと料金所があり、ん?ん?と思いながら進むと海底トンネルに入った。

東部にて、Googleではなく紙の地図を信じて進んだらワイルドロードを走り、人が滅多に立ち入らないハイランドに入ってしまった。めちゃくちゃ良い景色だったけどめちゃくちゃ焦った。アイスランドの道路は絶賛整備中なので、情報は頻繁に更新されます。気をつけよう!

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おお~。アイスランド西部は湾だらけなので、海を突っ切った方が近道なんだね。
アイスランド一周して、あまりトンネルを見かけなかったのでちょっとびっくりした。観光地、ホテル、至る所で見かける「RESPECT NATURE」の精神で、山をぶち抜くぐらいなら人間が回り道せい!これは海だからオッケー!って事なのかな。

無事にレイキャビクに戻り、9日ほど前にほんの数時間滞在しただけの街に懐かしくなる。ビル群を見てほっとするのは都会の生まれだからだろうか。

本日のお宿は、着いてみて「マジかよ」と思うほどの一等地。部屋の中に簡単なキッチンも付いている。そういえば「ハネムーンなんだし最終日ぐらいいいとこ泊まろうぜ」と話していたような…記憶が…かすかに…

無事にリングロードの旅を終えた安堵感と、明日の火山内部探検ツアーの憂鬱(ゴンドラに乗せられて198mを下降する。私は高所恐怖症です。)で、グロッキーになって暫くベッドに伏せる。

私が仮眠をとっている間夫はお散歩へ。起きて、入れ替わりで私がお散歩へ。スーパーでお買い物していると、この街の人になったような錯覚がして嬉しかった。

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今夜の晩ごはんは夫が用意してくれました。買ってきたピザと自作のパスタ。パスタが心に残る美味しさだったけど、見知らぬキノコ、チーズ、バター、岩塩、ベーコン、アイスランドの食材の旨味が凝縮して爆発してたので日本での再現は難しそうだ。

そう!アイスランドは岩塩もとっても美味しいので、行ったらぜひ食べて欲しい。長くなりそうなので、ブルーラグーンについては後編で。

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