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ADHD(注意欠陥・多動性障害)の原因の一つは過剰な砂糖の摂取!??

どうもボブです。
普段在宅介護の現場でケアマネジャーをしています。
認知症の高齢者やその家族と関わる中で、「子どもがADHDと診断されました」という話を聞くことがあります。最近そういう話が増えたように感じています。

WHO推奨の4倍以上の砂糖を私達は摂取している!?


オーストラリアのクイーンズランド工科大学で60カ国以上の多くの青少年と成人が、WHOの推奨する(1日25g)の4倍以上の砂糖を摂取していることが分かったようです。

そして、そのような砂糖の過剰摂取によって注意欠陥・多動性障害の青少年も増加していることに注目をしています。

また、ハーバード大学の調査で砂糖の入った清涼飲料水が増えるほど、心疾患、乳がん、大腸癌の発症リスクが増えることが知られています。ここでも小児期の砂糖摂取量とADHD、双極性障害、攻撃性など行動障害との関連性が指摘されています。

記憶力などの認知機能障害ももたらす!?


過剰に砂糖を摂った場合の海馬に注目しました。「砂糖が海馬の神経細胞に何らかの影響を与えているのではないか?」と検証をしたようです。
すると、砂糖水を摂取した場合、神経幹細胞が極端に減少していることを突き止めました。(クイーンズランド工科大学ベルマー博士)

以前、アルツハイマー病回復のための「リコード法」について本を読んだことがありますが、(『アルツハイマー病の真実と終焉』デール・ブレデセン著)そこでも「糖による炎症」がアルツハイマー病の原因因子であることが書かれていました。

お昼ご飯食べすぎるとボーッとすることはインスリンの影響ですが、これも一種の認知機能低下とも考えて良いのかもですね。これが長ーく習慣化されたときに、身体が代謝できず、脳の炎症として認知機能低下が起こるのだとこの本で書かれていました。

砂糖には中毒性がある


砂糖には中毒性があることがわかっています。砂糖を摂ることでドーパミンが脳内で「報酬」を感じ、前頭前野に信号が伝達されると多動性や衝動性などの行動が促されるとされ、砂糖中毒に陥ります。
他にも小麦粉に含まれるグルテンや牛乳に含まれるカゼインにもこのドーパミンにより、グルテン中毒、カゼイン中毒を引き起こすとされています。さて、「じゃあ、美味しいもの食べるなってことですか!?」と怒りたくなりますよね?僕は少なくともそう思って「もうこんな話聞きたくない!」って思いました。

美味しいものは「ご褒美」として、適量を美味しく☆

今の時期はかき氷、アイス、お祝いの時はケーキ、美味しいものは楽しく嬉しくなりますもんね!
これを全部なくせというのはあんまりですよね。

よくないのは代謝ができず、ずっと身体に負担をかけてしまうことです。
であれば、毎日甘いものを過剰摂取するのはやめて、例えば休日のご褒美として、「適量を美味しく食べる」というのが良いのではないでしょうか?

中毒性の呪縛から放たれる為には、一旦1週間くらいWHO推奨の1日25g
以内を頑張って続けてみて、中毒性を一旦抜いてから、程よく、楽しく、美味しく砂糖を摂るような生活に切り替えてみてはどうでしょうか?

ちなみに僕もそんな生活を半年ほど続けています。体調も良く、美味しいものが「ありがたい」と思えるようになりました。決して砂糖を悪者にせず、喜びや楽しみを与えてくれる有難いものとして上手に取り入れていきたいですね。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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