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#4 ポジティブな視点で子育てしたい|育児日記

育児日記では、2018年産まれのお調子者男児と2022年産まれのメカ好き癒し系女児と過ごす日々を綴ります。

おはようございます。
早くも夏バテし始めております。
皆さんは大丈夫でしょうか。

本日は、息子が自信を取り戻すまでにしたことについて書いてみたいと思います。


着替えができなくなった息子

昨年、転居に伴い当時年中の息子は転園しました。0歳から通っていた保育園でのびのび生きてきた彼は、転園先で壁にぶつかりました。

それは着替え
これまで困ったことのなかったこの課題。前の保育園ではごはんも着替えも1,2番目に終えるタイプでしたが、制服や環境の変化もあったのか、うまく(早く)着替えられなくなりました。

さて、どうする息子。そして私。

何度も家で着替えの練習をしましたが、なかなか上達しません。できないことに着目し、「早くして!」と声をかける日々。疲れ果てました。

別に早く着替えられなくても死にゃーしないし。と、何度も思いました。←オイ



事件発生、作戦を立てる

そんな日々が続いていた頃、担任の先生からこう言われました。
「お着替えのときに、他の子から遅い〜遅い〜と言われて泣いてしまいました。おうちでもお着替えの練習をお願いします。」

、、、お友達、、、きびしーーー!

落ち込みました。
帰宅後に息子に事情を聴くと、遊んでる子たちが羨ましくなって着替えられなくなっちゃうとのこと。でも遊んでる子たちはすでに着替え終わっている子。みんな頑張って着替えてるんですよね。そんな中でひときわ遅い子がいたら、「遅い〜」って言いたくなりますよね。ええ。

すぐに夫と一緒に作戦を立てました。

息子の特徴として、
①楽しみが待っていると行動が早くなる
②周りに楽しそうなものがあると気を取られる
③褒められ好き


そのあたりを踏まえて実行した戦略の中から、効果のあった以下3点をご紹介したいと思います。


1 ご褒美を与える

車と電車大好きな息子に、のりものシールを買いました。ネットでご褒美シールの台紙をダウンロードし、コンビニでカラーコピー。スムーズに着替えられた日には、台紙にシールを貼れるシステムを導入しました。
最初は効果があり、「今日は5分で着替えられたから、シール2枚ね!」とノリノリで台紙を埋めていきました。しかし1ヶ月もすると飽き始めます。。。

そこで、ご褒美を降園後のおやつに変えました。すると園での着替えの様子を教えてくれるようになり「僕今日も早く着替えられたよ!おやつちょうだいね!」などと言うようになります。

ご褒美は子供に合わせて変化させる必要があると感じました。

このご褒美システムは、ある程度着替えができるようになってからはフェードアウトさせました。


2 着替え場所を脱衣所に移す

それまでリビングで着替えていましたが、テレビがついていたりおもちゃがあったりで、気が散る要素満載。そこで脱衣所で着替えるよう誘導しました。

すると早くリビングに戻ってきたい気持ちから、さらに着替えるスピードが速くなりました。


3 就寝前に褒めまくる

絵本を数冊読むと眠くなる息子。絵本を読み終えたあと、抱きしめながら1日を振り返り、頑張ったことやできたことを挙げ、とにかく褒めました。また、ただ元気にしてくれているだけで嬉しいよ、と声をかけました。

すると照れくさそうにニコニコしながら、「僕もっとできるよ!ママ〜ふにゃふにゃ。」といった具合で眠りにつくようになりました。
ただ元気にしてくれているだけで嬉しいと伝えるのは、条件ありきで褒めることに私自身違和感があるためです。



子供の自信を育てる

これらを少しずつ続けたことで、息子は問題なく着替えられるようになり、本人も自信を持てるようになったと感じます。

親としての本音を言えば、のびのびと元気に育ってくれていたらそれで良いです。しかし、園という社会の中でできないことがあると、周りのペースを乱してしまうと共に、本人の自己効力感が低下して自信を持てなくなってしまい、親のメンタルもやられます。

親として、できる環境を整えてあげることは大切だと思います。そして何より、できることに着目し声に出して褒めて伝えること、です。

忙しい日々の中で、心に余裕を持って子供に向き合うことはエネルギーが必要で、大変ですよね。
少しずつでもポジティブな視点で子育てができるようになりたいな、と思う今日この頃です。

共感していただける部分があれば嬉しいです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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