Bo

体のこと、恋愛のこと、ときどきヒトリ言。小さい頃からあらゆる「かく」が好きです。 うっ…

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体のこと、恋愛のこと、ときどきヒトリ言。小さい頃からあらゆる「かく」が好きです。 うっかり屋で、日本人で、女な、わたしだからこそ表現できることを、書いたり、描いたりしていきます。

最近の記事

仕事を辞めてビクトリアにきた理由

主な理由 今回で3回目のビクトリア。ビクトリアはカナダ、ブリティッシュコロンビア州の首都でバンクーバー島の南端に位置し、地図で見るとアメリカ、シアトルの真上にある。1回目は1ヶ月の語学留学。2回目はホストファミリーに会うため1週間滞在した。短大時代、初めてビクトリアに来たとき、フレンドリーな地元の人たちのおかげで、ビクトリアが落ち着ける場所だと知った。カナダは多文化主義なため、個々人の違いを受け入れてくれ、私も私らしくしていいんだと思えた。 私

    • いつの間にか大人

      朝起きて着替えをしているとふと思う いつの間にかブラジャーのホックを後ろで留められるようになっていた 思春期の頃は、前で留めてから後ろにくるりしかできなくて、 あんなに煩わしい思いをしていたのに 一体いつからできるようになったのだろうか そういえば、いつの間にかブラックコーヒーも飲めるようになっていた いつの間にかあの人に恋をしていたし、 いつの間にかあの人を忘れていたな 気が付けば自転車も乗れて、車も乗れるようになって、 船だって飛行機だって乗っていた

      • 忘却という名の放浪

        私たちは本当に大切なものをすぐに忘れてしまう今日感じた日常のありがたみ。 食べること、寝ること、起きること、また食べること、 そうして日々が鮮やかに織りなされていくこと。 映画から受けたインスピレーションに感化される気持ち。 家族や友達の温かさ。 彼らと普通に会えること、話せること、笑い合えること。 恋人の愛しさ。 彼の変な癖、うるさい小言、抱き寄せる手、寝顔。 すべてが一瞬で、儚くて、鬱陶しくも、狂おしいほど求めている。 "大切なこと"は人の記憶に留まったと思えば

        • めんどくさがりなあなたへ

           ちょっと長くなるけれど、あなたが女性なら聞いてほしい話がある。  きっと少しためになるから。   その日は7月の下旬で、真夏の日差しが肌を突き刺すような猛暑日。屋外に出た瞬間、真っ昼間に会社を中抜けしたのは間違えだと思った。 それでも私は、一週間後の予定と生理をどうしても被らせたくなくて、足早に婦人科へ向かっていた。なぜなら私の生理は気分屋だから。生理不順の上、生理痛がひどいときもあれば、軽いときもある。重いときは、家から一歩も出たくなくなる。今まで奇跡的に、予定とあま

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