【ドクステ】 否定的な意見を目にして思わず書き殴った

観劇回:7/12昼

ふとTwitterで目にしたドクステに対する酷評。その人のツイートをひとまず読ませてもらったが、なんとも腑に落ちないので、noteに私の感想を供養して気持ちを落ち着かせる事にしました。

前提として
登場人物、ストーリー、俳優さんはふわーっと知っている程度。

謳い文句が「大人も子どもも楽しめるサイエンスショー」ということで、前説からかなり観やすさ、子ども向けを意識した演出になっているのを感じました。チケットの価格設定や、自由研究に!とショーでちょくちょく推してた上に、公演開始が夏休み前の時期からなのも、ファミリー向けの意図が伝わってきました。

演出の話
難しい単語、聞いてわかりづらい言葉はテロップが出たり、おおまかなストーリーは簡潔な説明セリフで話したりすることで、観る側にかなりやさしい作りになっていたように思います。
原作未履修でもかなりわかりやすかったはず。

挿入歌が多く、ストーリーの途中で何度かサイエンスコーナーが挟まるのも、子どもを飽きさせないという意識を強く感じました。サイエンスコーナーの実験の内容もストーリーに繋がる物のため、本筋から外れすぎる事もなく、話への理解を深める手助けの役割をしていたと思います。

キャストの話
私は原作のオタクではないため、あのキャラが〜とか原作と比べて〜みたいな事はあまり言えないですが、肌感ではクオリティ高かったんじゃない!?と思いました。千空役の木津くんは、自分の中で可愛らしい役が多いイメージがあったので、かっこいい役も素敵だな〜と感じたし、あさぎりゲン役の大隅さんは流石…あの癖の強いキャラを見事に演じて…!と感動しました。

おおきなおともだちのための作品ではない
本気のDr.Stoneの舞台化を観たかった人には100億%刺さらない
仕様という感じですが、謳い文句をみればその層に向けた作品ではないことがわかると思うので、その辺が受け入れられないのであれば観ない方が精神衛生上良い気がします。

個人的には、ストーリーの中に面白いだけじゃなくきちんとシリアスなシーンもあって、原作を大事にしつつオール世代向けに再構築されている、短い時間ながらかなり楽しめる作品だと感じました。

ドクステを酷評している人に、これだけは言いたい!となったオタクでした。

おわり

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