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【24年4月12日】BNTプレゼンツBリーグMVPレース【ワイ氏の格付け】


○MVPレースとは?

*前回読んだ人は読まなくてOK。「○MVPレース」まで飛んでね。

MVPに近い選手をランク付けしていく企画や。

【スタッツ】

最重要項目。特に得点と得点効率を重視する。
バスケの試合の勝敗に関する重要なスタッツ「4Factors」の中でもeFG%(実質FG%)が、最も勝敗に影響を与えるとされているからだ。
あと、「相手よりも1点でも多くとった方が勝ち」というゲームで「得点を取る奴が一番偉い」のは目を背けてはいけない真実の一端だと思っている。

もちろんスタッツに出づらい項目も評価する。
その中で重要なのは、「相手のポゼッションを奪うプレイ」「相手の得点効率を下げるディフェンス」だ。

【チーム成績】

チーム成績を重視している。

【インパクト】

チーム成績を重視しているが、上位のチームからしかMVPが選ばれないのは違うと思っている。
チームの成績とは、選手、コーチ、クラブスタッフ、ワイ氏、スポンサー、ブースター全員の力を結集し、築き上げるものだからだ。決して一人の力ではない。

そう、上位になるには「環境」と「運」が不可欠だ。

その勝利に不可欠な「環境」と「運」に恵まれない中で、もがきながらチームを勝利に導く選手がワイ氏は大好物だ。南京錠をねじ切って運命の扉をこじ開けていけ。
よってそれを「インパクト」として評価する。

例えば、下馬評が低いチームを好成績に導く、接戦の試合を英雄的なパフォーマンスでもぎ取る、最上位チームに勝つとかね。

そんなワクワクする選手も評価してく。

○「枠」について

最後は統一するつもりだが、「日本人」「外国籍」「帰化・アジア」枠を分けてランク付けしようと考えている。
この辺は、しっくりくる形が見つかったら変えていくかもしれん。その時はスマンが受け入れてくれ。

ただし、最後はMVPを一人だけ選ぶ
頂点は一人でいい。

○MVPレース

実力ランキングじゃないことに注意ね。実力ももちろん入っているが、上記の「スタッツ」「チーム成績」「インパクト」の三つを残した選手をランク付けしている。

*表記しているスタッツ、チーム成績は24/4/10日時点。

◆日本人枠

10位 阿部(仙台) 【前回7位】
29分出場 14.4得点(FG37.7%、3FG29.7%)、3.7リバウンド、4.6アシスト

対戦相手の警戒度が強くなりマークが厳しくなっていることでFG%が落ちてきている。仙台も成績が伸び悩んで目標の30勝は難しい状況となっている。
ただ試合単体で見れば、キャリアハイ35得点を叩き出して島根に勝利したり、22得点を上げて三遠に勝利するなど、まだまだ秘められたものを感じる活躍を見せている。

9位 馬場(長崎) 【前回6位】
27分出場 13.8得点(FG47.7、3FG33.7%)、4.0リバウンド、3.3アシスト

馬場もスカウティングが進む後半にしたがって、得点面での活躍を抑えられがちになってきた。しかし、その代わりリバウンドやアシストで貢献できるのが馬場の素晴らしい所だ。
この「優勝しか知らない男」がCSの舞台に立てないのは残念だ。
海外志向の強い馬場が長崎と複数年契約を交わしているとは考えづらい。来シーズンはどこへ行くのか注目だ。(訳:Bリーグにいてくださいお願いします)

8位 テーブス(A東京) 【前回10位】
26分出場 10.7得点(FG41.2%、3FG35.6%)、2.0リバウンド、4.7アシスト

テーブスは、シーズン終盤から存在感を一層増している選手の一人だ。
タレント揃いのチームをコントロールする役目だけでなく、得点での貢献も大きい。特にスリーは天皇杯以降は49%(18/37)と調子が良く、オープンにするのが危険なプレイヤーとなっている。
後は、CSの舞台で自分の価値をどれだけ証明できるか。

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