見出し画像

19歳でオービスをペカらせて伝説になった話

割引あり

はじめに

これを見に来たということはアナタもエリートになったのですね。感心感心。
という訳で、赤い閃光を浴びた“エリートやきう”です。以後お見知り置きを。

という訳で先程免停期間が終了し、免許が帰ってきました。なんと愛おしい…もう手放さないよ💕

という茶番は置いておいて、オービスをペカらせた時、そこからどうなって行くのか、順当に書き記しておく。自戒も込めて。ペカっ!!

全ての始まり

時は初夏。桜はとうの昔に吹き飛び、新緑も若葉色からクソミドリになり始めた頃、私はあるミスを犯した。

バックアップ(したはず)前に廃墟のデータ消し消し

はい。恐怖。もう無理しんどい撮影できない。
ちゃんとパソコンにSDに挿して、バックアップしたんですよ?んで後日確認したら無いわけ。
あのコピー画面はなんだったの…???

まあ気づいた時は消してから数日経ってましたし、既に上書きされていたので救出不可。オワタ。

と思わなかったんですね俺は。またすぐ行けばいいのでは!??!!!?っていう行動力に定評ある私ですから。はい。

当日。

一週間後…
暇な日があったのでマジで行く事にした(アホ)

例の場所に行く前はバンクシー展にいって気持ち良くなったところでチャリで厚別までブーブを借りに行く事にした。

12kmを30分で走破した俺は、同乗人に連絡する。
「準備はいいか」と。

一人は「OK」と返信があり、もう一人は音信不通。ふざけんな㊙️ね

まあ若干時間の不安を抱えながら(レンタカーが18時までしか借りれない)
集合場所へ…

さて、音信不通野郎が集合時間の10分過ぎても電話は出ないし、スタ連も見ない。置いてくかぁ…となった矢先

電話が鳴った。

「今どこ?(ハァハァ)」
チャリからだった。ながら運転やめろ。
「おっせえから置いてくところ」と言ったらもうすぐ近くだと言うから
アグレッシブU-TURNをキメた。

で、集合場所に戻る。来ない。
何してんだハゲと思ったら5分後に来た。既に30分以上遅れてる。アホ○ね

ETCと車代全額負担と言う処遇にしてやっと出発。
既に俺は焦っていた。時間がないと(そうでもなかったんだが)

そして赤い閃光へ…

江別西から道央道に入る。その日借りてたのは6MTのC-HR GRSportだ。
パワーもトルクもないからクソ加速しないけど、楽しい車だった。

そう、まだこの時までは…

さて、道央道には固定オービスがある。
札幌JCTから21km岩見沢方面のところだ。
もちろん俺は知っていたが、時間が結構やばいのでベタ踏みレーシング。

そして同乗人に言った。「オービス付近になったら言えよ」と。
助手席のやつはOKと言った。おー使えるな(後にハメられるが)と思い、振り切れる程度まで踏んでいた。

んでそろそろかなぁと思ったところで左車線に入るが、前にはバスなどの大型車がずらり。
うーん遅い!!と思い、右車線に入る。左側はほぼ見えないし、焦ってるから看板なんて見ないアホと化していた。どうせ知らせてくれるだろうと思っていたからだ。

しかし、ヤツは光るまで何も言わなかった。


ピカッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


『鳴らない言葉をもう一度描いて〜♪
赤色に染まる時間】を置き忘れ去れば〜♪』

白昼堂々、一瞬世界が真っ赤に染まった。
一同、無言。あんなに楽しそうに話してたのに。

しばらく放心状態の後メーターを見る。140から下がっていた。

まあ、光るってことは既に免停確定演出が来たってことで半分諦めていたが、まだメーター振り切れるほど出していなくてよかった。と思ってなんとか冷静さを取り戻そうとするが、もうダメ。気持ちはどん底に。ツンダッ!

さようなら、俺の諭吉。さようなら、免許。

そのあとは廃墟に行く気を無くしたが、せっかく来たので撮影して帰った。気持ちはクソも上がらなかった。あんなに楽しくない廃墟撮影は初めてだった。オービス、すごいぞ!!!

赤紙(笑)が届く。

6/2、赤紙(大嘘)が届いた。茶封筒の中に俺の名前が書かれた紙だ。
あー来てしまったか…というお気持ち表明。思ったより早かったなオイ

確 定 演 出

出頭は6/7。向こうが出してきたのは5/30だからまあ妥当。
警察が出してから一週間以内に出頭する規定なんだろう。

諦めて出頭する事にした。

出頭、そして衝撃の事実

ここから先は

4,103字 / 17画像

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?