nana

日常と記録とやりたいこと

nana

日常と記録とやりたいこと

最近の記事

たいてい

服部みれいさんの『食のABC』を読んでいて気づいた。 うちのおばあちゃんは『たいてい』をよく使っていたなって。 「これなら『たいてい』大丈夫」 「『たいてい』おいしいよ。」 この言葉聞くと、 ばあちゃん、(雑なほうの)テキトーだなあ と思っていたけど、 大丈夫じゃないことはなかったし、 おいしくないことはなかった。 『たいてい』とは、機会や確率を表す単語。 そうか。 いままで、ばあちゃんが何回も経験してきたから使える言葉で 高確率で『大丈夫』『おいしい』という

    • そうそう、この味。

      代々うちは、お米を作っている。 曽祖父母の代までは牧場までやっていたらしい。 お米を出荷したりすることはなく 友人や知り合いに買ってもらって ほぼ対価なしの『おいしい』といってもらうための やりがいでやってる田舎あるあるの兼業農家。 15年前くらいから父が引き継いでいて、 一家で種まきから稲刈りまでやっている。 今年も新米がとれて、楽しみにしていたところ ずっと作りたいと思っていたものを思い出した。 一時期わたしがゲキハマりして毎日のように ばあちゃんに

      • おばあちゃんの知恵を引き継ぐ

        今年の7月、祖母が逝ってしまった。 81歳で腰が悪かったりしてたけど わたしの父や叔母に茶々入れたり まだまだ生きてくれてると思ってたから 後悔と悲しさとでいっぱいだった。いまも。 なんで後悔がいっぱいだったのかは 今年の5月、めずらしくおばあちゃんから またモーニング行こな〜、と言ってきたから。 その2ヶ月後にいってしまうなんて、 わからんよ!!!と知らせを受けたときに思った。 10年前、わたしは車を手に入れてから 仕事が休みの日には おばあちゃんと

      たいてい