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【箸休めコラム】バーコードの謎

ここまでグッズやイベントのご紹介が続いてきましたが、今回は箸休め回。
…ということで、唐突ですが今回は「バーコード」についてお話をしてみたいと思います!

皆さんご存じの「バーコード」。買い物に赴けば色々な商品の裏側などに印刷されていたりシールで貼り付けられているアレですね。
そうですね、あの”ピッ!”てするやつです。

私たちが作っているグッズにも、もちろんバーコードを付けているんですが、そもそもナニモノなのか気にしたことはありますか?

ピッ!

■バーコードとは

色々な太さの線の下に「JANコード」という数字が並んでいるのですが、この数字が変換されたものがバーコードなんですね。ハンディと呼ばれる機械でバーコードを読み込むと、数字を情報として読み取って、お会計をする他にも出荷や入荷など、在庫管理をするときにも使用されています。

この「JANコード」、多くの場合は13桁の数字で構成されていて、日本の商品の場合、最初の2桁は「45」または「49」から始まっています。
その後ろの5桁は『メーカーコード』といい、各企業ごとに取得している数字が並びます。私たちが使用しているメーカーコードは「40774」。
さらにその後ろには『商品アイテムコード』が5桁、最後に『チェックデジット』という1桁の数字が並んでいます。

JANコードの構成

ご紹介したのは一例ですが、このような一定のルールに従って、世界中に存在する商品のバーコードが管理されていることで、無数の商品を扱う小売店などでも、違う商品で同じバーコードが存在することはないのです…!

最近ではバーコード決済なども普及していますが、(これはまたちょっと別物にはなりますが)これも皆さんのスマホのナントカpayに付与されている世界に一つだけのバーコード、ひとりひとり違うバーコードを持っているんですよ!

■いろいろなバーコード

とあるメーカーさんの人気のお菓子は、バーコードの線を利用した様々なイラストが施されていて、見るたびに違うデザインが店頭に並んでいてびっくりするんですが、皆さんも見たことありますか?
遊び心があってとても面白いですよね。
(カップに入ったじゃがいもで作られたスティック状のあのお菓子です!)

他にも、四角いジュースの紙パックの側面にグルっと長~い線のバーコードを印刷することで、レジでスキャンする時にバーコードを探す手間を省いて、素早くお会計ができるような工夫があったり、機能性の高い工夫がされている商品もあるみたいです!

普段何気なく目にしているバーコードひとつ取っても、実は色々な工夫や秘密が隠されていたんですね~。おもしろい!!

■表記しなければならない情報

バーコードの他にも、商品ラベルには洗濯表記や使用上の注意や権利表記などなど…多くの情報が含まれています。この商品情報、間違いがあると大変なことになってしまうので、商品そのものだけでなく、ラベルを作るというお仕事も実は大変だったりするんですよね。。

このあたりについてのお話もいずれご紹介できたらと思います!

…余談ですが、人見知りな性格のとあるお笑い芸人さんは、打合せ中や楽屋などで気まずいシチュエーションに陥ったとき、ペットボトルのラベルを読み込むことに忙しいふりをして、その場を凌いでいるそうですよ。

今日ご紹介した商品の”裏”に隠れた大事な情報、皆さんも気まずい状況の時だけでなく、私たちの商品を手にされたときは是非気にしてみてくださいね~!

(文・st.)

バーコードのお話でした