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プロジェクトを成功させるためは、最初決めた目標を絶対とせず、都度目標を修正しながら進める

プロジェクトを成功させるために、効率的に作業を行ったりして初期に設定した目標を達成するためにアウトプットの最大化を目指していくことが多いかと思いますが、自分の経験上、実際にそのように進めてもプロジェクトがうまくいかないことが多かったです。そのため、ここではプロジェクト途中で目標を修正しながら進めていくようにすると良かったです。

プロジェクト開始時に何を目的とするのか、それをどのように実現するのかの目標が大まかに決められていることが多いと思います。プロジェクト最初は大まかに決められた目標に向けてアウトプットしていけば良いのですが、途中でアウトプットした内容を評価すると、当初決めていた目標が間違っていたりすることが良くあります。その時は、初期に設定した目標自体を変えていく必要があり、プロジェクトで作成するアウトプットに関しても修正が必要になります。そのため、初期に設定した目標だけを見てアウトプットの最大化を狙って対応していると、修正が必要となったときに問題が発生し、プロジェクトの成功からかけ離れた結果となってしまうことがあります。

実際にプロジェクトを進めている際に、当初から修正を織り込まずに初期に設定した目標を見てアウトプットを最大化して進めると、目標の修正が入った時に問題が発生したことがあります。

  • 修正にかかるコストが高くなり、本当に必要な対応がとれなかったり、当初の期日に収まらなかった。

  • 修正が必要であること自体に気づくのが遅れ、気づいた時にはすでに修正できる時間がなかった。

  • チーム全体のモチベーションが下がってしまい、パフォーマンスの低下や、人間関係の問題が発生した。

  • 修正が多いため対応の品質が低下した。

  • 最後まで作らないとアウトプットの評価ができないため、全部作らないと評価できないようになっていた。

上記のような問題をさけてプロジェクトを成功させるためには、プロジェクトのなるべく早い段階から、目標を常に修正していくことが重要だと思います。具体的にはプロジェクトのなるべく早期にアウトプットを評価し、目的を達成できるものになっているか確認し、目標を修正していくことが重要です。そのためには以下のような仕組みが必要となります。

  • プロジェクト途中でアウトプットについて評価できるようにしておく

  • なるべく早くアウトプットを評価する

  • アウトプットについて定期的に評価できるようにする

  • 評価結果をもとに目標を修正をしていく

  • 修正も踏まえた上で、目的を達成できるように目標を修正し続ける仕組みを作っておく

このような形でプロジェクトの途中でアウトプットを修正することを念頭にことで、プロジェクトを失敗させず成功に導くことができると思います。

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