見出し画像

『ハイブリッド・イノベーション』出版記念イベント

BMIA常務理事 三宅泰世

イベント開催報告
日付: 2023年10月14日(木)19:30〜21:30
会場: ビジョンセンター品川

書籍『ハイブリッド・イノベーション』出版記念イベントは、日中行われていたワークショップ「イノベーションが次々と生まれる組織風土のつくりかた」の終了後に開催しました。

集まってくださったのは、ワークショップの参加者、今回お世話になったサウザンブックス社の古賀社長と安部さん。われわれBMIA理事、そして、原著者ハイス・ファン・ウルフェン(Gijs Van Wulfen)です。

はじめに、『イノベーションの迷路』に続き『ハイブリッド・イノベーション』の出版で厳しくご指導いただいたサウザンブックスの古賀社長と安部さんの紹介とお言葉をいただきました。

左からサウザンブックスの古賀一孝社長、安部綾さん、三宅泰世

古賀社長からは、サウザンブックス社についてご紹介いただきました。
「大手だと少し出しにくい本を、クラウドファンディングで先にお金を集めて出版している超ニッチ」という、ユニークなビジネスモデルです。
協力者の数の伸びをいかに確保するか?のやりとりでは当然厳しくなります。しかし、実際にできる本は原著の品質を遥かに超えるし、日本の同列の書籍よりも良質な紙、デザインで、本当にいい本が作れます。

そして、監修に携わった山本伸常務理事、西村祐哉理事からも、その苦労や、あえて時流を意識して、一章と二章の書き直しをハイスに依頼し、原書より進んだ本になっていることが紹介されました。(原著は一年前に出版されているため、コロナ禍とその後では当然状況に変化があります。それを加味し、わざわざ日本語版用に執筆していただいたのでした。)

クラファン発起人、FORTHイノベーション・メソッド公認マスターファシリテーター(アジア地区リーダー)山本伸
クラファン発起人、FORTHイノベーション・メソッド公認マスターファシリテーター 西村祐哉
ハイスと三宅泰世

最後のサプライズでは次の翻訳出版は『Inspiration for innovation』であると三宅常務理事からの発表があり、三宅常務理事はGijs から真新しい「Inspiration for innovation 」を受け取りました。

Gijs Van Wulfenの本は「Start innovation!」の二冊目以降は多くの翻訳協力者とクラウドファンディングにより多くの方々と一緒に創っています。みんなで一緒に創る本って本当にいいですね。

"WA"nnovation!!

写真:小山龍介

三宅泰世

  • NTTアドバンステクノロジ株式会社 マーケティング部門 部門長

  • 国立大学法人長崎大学 研究開発推進機構 FFGアントレプレナーシップセンター ゲスト講師

  • 相模女子大学大学院社会起業研究科 兼任講師

  • FORTHイノベーション・メソッド公認マスター・ファシリテーター

1999年特許発明から光ファイバ通信関連プロダクトを開発。NTTグループで初のダイレクトマーケティングを導入 し20年以上収益逓増するグローバルビジネスに成功。2019年よりSalesforceを全社導入。NTTグループでダントツの定着率を実現。コロナ禍でも7期連続の増収増益に貢献。Salesforceを用いた全社DXによる経営改革は、アレックス・オスターワルダーのマルチレイヤ・イノベーションにインスピレーションを得たことで成功した。
東海大学通信工学科卒業。経営学修士。光コネクタクリーナーの特許発明を発端にダイレクトマーケティングや代理店マネージメントにより32歳で世界シェアトップのビジネス化に成功。特許発明からのグローバルビジネスの成功事例はNTTグループだけでなく日本でも希少。しかし、学歴差別や底辺社員の成功を当時の企業文化は許容せず成果は略奪され、新規事業開発部すなわち”追い出し部屋”に左遷。上司であった事業部長等がばらまいた嘘で以降、何年も誹謗中傷を浴び続けることになる。
2008年 改革派の社長が就任したことを契機に、社長直轄のマーケティングチームを開設。
社内改革をすすめる活動が、「ビジネスモデル・ジェネレーション」の帯にコメントをいれてくれた神田昌典氏の著作で何度も紹介されることで、NTT研究所、NTT東日本、NTTドコモ、総務省、教育機関からビジネスモデルデザインのワークショップや新規ビジネス開発のコンサル依頼があとを絶たなくなった。
2017年 マーケティング部門 部門長に就任
2019年 NTTグループで最も理想的な形で全社にSalesforceを導入。NTT グループでダントツの定着率を達成しマルチレイヤーイノベーションによる全社DXに成功している。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?