Coming out of the Closet

先日、43歳の現在に「クローゼットから抜け出す」という詩を書きました。
そこで20歳を前に書いたカムアウトをテーマにした詩がPCに残っていたのでアップしたいと思います。最初にアップしたのは2001年8月のことなのでその頃にはもう20歳を超えているのですが、そのときの記述に「19のときに書いた詩のようで…」とメモが残ってました。
19歳の詩って感じですよね。きっと“Coming out of the Closet”というフレーズも「覚えたからなんか使ってやろう」っていう気持ちだったでしょう。ざっくり言うと「カムアウトして変わる(変わりたい)!」という気持ちが強かったと思います。

書いた日:2001年8月23日

笑ってやる 笑ってやる
いつかは素直になって
こうしてここにいる
自分を 誇りに思いたいから

自分についている嘘のほうが
どんな罪よりも重いことを知った
膝を抱えてる ひとりきりの部屋
誰にも離せない「弱さ」

飛び込む勇気さえ持てないこと
哀しくて哀しくて自分を責めていたよ
何気ない日でもすごく虚しくて
気がつけば失うものばかり

扉を開けよう ぼくはぼくらしく
生まれ変わることが必要なんだよ

変わらなくちゃ 変わらなくちゃ
淋しい夜を越えて
愛すること愛されること
同じくらい大事だから
笑ってやる 笑ってやる 
新しい歴史を作ろう
こうして生きている
自分を 誇りに思うその為に

ずっとひとりだと思っていた
ずっとこのままとあきらめそうだった
思い出したくない過去に縛られて
優しさを失いそうだった

隠さなくていい泣いてもいい
自分の感情はコントロールできないから
胸が痛いなら抱きしめてあげる
ずっとずっとそばにいてあげる

後悔してばかりじゃ 前に進めない
傷つくことばかりを考えないでよ!

抱きしめたい 抱きしめたい
生きることの意味を
あなたのそばで ずっとそばで
このすべてを生きていきたい
笑顔になろう 笑顔になろう
ぼくにしかない笑顔に
あなたのそばにいる
それだけで やさしくなれる気がする

誰だって 悲しむよりも
前を向いて歩き出すことが 大事なことを知る

だから…

笑ってやる
素直になって
こうしてここにいる
自分を 誇りに思うそのために

笑ってやる 笑顔になって
淋しい夜を越えて
愛することは 間違いじゃない
大切なものだと知るよ
笑ってやる 笑ってやる
昨日とは確かに違う自分がいる
こうしてここにいる自分に
もう嘘はつかなくていい

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