東京から陸路&フェリーで天草・牛深へ1000キロの旅【保育園留学@天草vol.1】
ちょっと前に西会津での短期移住から帰ってきたばかりの気がするのですが、あっという間に次の旅に出ることになりました。
昨年もお世話になった「保育園留学®」の仕組みを使って、今度は天草諸島で暮らすことになりました。
「保育園留学®」には、昨年滞在した北海道厚沢部町の他にも複数の留学先があります。天草については、下記が詳細ページになります。
「保育園留学®」の詳細は、上記のサイトや、たくさん報道されているニュースをご覧いただければと思いますが、ざっくりいうと、2〜3週間くらい、家族まるごと普段暮らしている地域とは違う地域で暮らし、子どもは地域の保育園に留学し、親はテレワークで仕事を行うという取り組みです。これにより、子どもは普段と異なる環境で刺激を受けることができるし、親は日中集中してワーケーションに取り組めるし、夜や休日は家族で旅行気分を楽しむことができます。
よろしかったら、下記の記事もご参照ください。
■東京〜天草までの移動手段
今回、我々は天草で2週間暮らします。家族3人分の荷物はなかなかの量ですし、我々の場合、ワーケーションであってもガチンコで仕事をするので使い慣れたデスクトップが必要です。WEBエンジニアのパートナーに至っては、モニター2台体制です。そんなわけで、それだけ遠方でもクルマで行ける場所であればクルマを選択するのが我が家です。
色々検討した結果、今回は、東京→大阪まで陸路で行き、大阪からフェリー・さんふらわあで大分に入り、そこから再び陸路で天草を目指すことにしました。
フェリーを選んだのは、単純に寝ている間に移動できるというのもありますが、実は新造船が就航したばかりだったから。
■最初の目的地、大阪港へ!
そんなわけで、クルマに荷物を詰め込み、2023年3月18日(土)の朝に東京を出発。約500キロ、順当に行けば6時間半の旅です。
過去に同じルートを1人で走った経験もあり、海老名を抜けるあたりまでは気が抜けないのはよくわかっていたのですが、仕事の関係で出発時刻が1時間遅れてしまい、挙げ句、大きな事故が複数発生し、一時は到着が危ぶまれましたが、最終的には出港の1時間半前に大阪港に到着。新造船・さんふらわあ くれないに乗り込みます!
個人的に驚いたのは、食事のレベルの高さ。他のフェリーも色々載っていますが、私が経験した中では、格段に食事の質が高かったです。
新造船はレストランのサイズがこれまでの1.5倍、オーシャンビューのお風呂も1.5倍にしたのだとか。その分、船内で探索可能なスペースが減った感はありましたが、ホテル並みの生活ができます。
翌朝は、7時45分に別府着ということで、起きて、朝風呂に入ったりコーヒーを飲んでいるうちにもう到着です。大阪→別府は航路が短いので、せっかくの良い船から早朝に下船しないといけないのは少しさみしかったです。
■大分、熊本、そして天草へ!
再びクルマに乗り、阿蘇を経由して熊本に入りました。
阿蘇も、昔1人でドライブした思い出の地です。その時はGWの新緑の美しい季節でしたが、今回は冬の阿蘇。野焼きと冬の、茶色い阿蘇を見ながら一路熊本へ。
熊本市内を抜けて、いよいよ宇土半島へ。ここは、天草諸島への玄関口になります。
今回の旅まで、「天草半島」なのか「天草諸島」なのか曖昧だったのですが、正しくは「天草諸島」でした。
実際に走ってから気づいたのですが、デフォルメされた日本地図だと、天草諸島は省略されていることが多いです。たとえば、先程触れたさんふらわあの航路図。
ご覧になっていただくと分かる通り、宇土半島までしかありません(宇土半島も小さい)
旅好き、地図好きの私ですが、関東育ちということもあって、九州の地理となると、そこまで正確に頭に入っているわけではありません。なので、実際に走り始めてから気づきました。。。別府→天草・牛深まで、実は5時間以上の旅なのです。ちなみに、福岡県北九州市から鹿児島県枕崎市までが5時間程度です。これは縦に高速道路が走っているからというのもありますが、私が思っていた以上に、九州は横にも広いんだなと思いました。
上天草市に入ってからも、長い長い。天草上島と天草下島を橋で渡って、やっと目的地の天草市・牛深町に到着しました。
次回以降は、牛深の街や、今回の旅の目的である保育園留学についてご紹介します!