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『超筋トレが最強のソリューションである』

こんにちは。青い羽のタナカです。久しぶりの投稿です!

今回は、Twitterでフォロワー120万人越えの筋肉大好き「Testosteroneさん」と早稲田大学大学院スポーツ科学研究科で博士号を取得した「久保孝史さん」による共著『超筋トレが最強のソリューションである』で、筋トレをするべき理由を科学的に学んでいきたいと思います!

※本書の内容は一部研究中のものも含まれます

1.筋トレはメンタルヘルスを向上させる

筋トレをすることで様々なホルモンが体内で分泌され、それらが「焦燥感」「不安感」「慢性疼痛」「認知機能」「睡眠の質の低下」「自尊心の低下」などに対してポジティブに働く。

①テストステロン

骨や筋肉の強度維持、動脈硬化やメタボ予防、やる気や闘争心の向上に貢献。逆に足りないと肥満やアルコール中毒、ストレスなどの原因になる。Testosterone氏の名前の由来でもある。

②セロトニン

脳を最適な覚醒状態にする、痛みの調整をする、心を落ち着かせる、安定させる。多くの働きから「幸せホルモン」と呼ばれることも。

③ドーパミン・βエンドルフィン・ノルアドレナリン

多幸感や気分の高揚、興奮。

また、重量が上がっていく成功体験、体系がカッコ良くなることで自信が付くこと、筋トレによって「食事」「睡眠」の管理に気を遣うようになることも理由として挙げられる。

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2.筋トレはアンチエイジングになる

高齢化が進む日本において社会問題になりつつあるのが、加齢に伴う筋量や筋力が減少する「サルコペニア」だ。サルコペニアが進むと転倒による骨折などを誘発し、結果として寝たきりになり、認知症になるという悪循環に陥る。また、週に2回以上筋トレしている人はそうでない人よりガンによる死亡率が約30%低い。

人間は成長期を過ぎていても、還暦を迎えていてもトレーニングすれば筋肉が増えるため、いつ筋トレをはじめてもよい。逆もしかりで、若い人であっても筋肉は使わなければ減っていってしまう。

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また老化で見逃せないのが骨粗しょう症などの骨強度の低下だが、筋トレは骨強度にもポジティブな影響を与える。筋トレをすることで「スクレロスチン」という骨形成を阻害するたんぱく質が減少し、逆に骨の形成を促す「IGF1」の分泌量が増加する。

美容に対してもI型コラーゲンのターンオーバーが活性化するなど好影響。

3.筋トレすると仕事ができるようになる

定期的なエクササイズは記憶力、集中力、頭脳明晰さに関わりの深い化学物質の分泌を助けることがわかっている。

中でもテストステロンは自信と集中力を向上させる。実際に金融トレーダーのテストステロンを毎日計測すると分泌量が多い日により大きな利益を上げたという研究結果もある。

バラク・オバマ、マーク・ザッカーバーグ、ティム・クックなど、一流のビジネスパーソンも筋トレやエクササイズを日課にしている。ちなみに朝型の人が多いがこれはパフォーマンスとは関係なく、人間が力を発揮できるかどうかはそれぞれの人の中にある体内時計(時計遺伝子)に依存する(夜型でもOK)。

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4.筋トレはダイエットに効果的

体を動かすことが体脂肪を減らすことに繋がるのは自明だが、目的によって「体の動かし方」は異なる。

・体重を減らすだけ→有酸素運動のみ

・体脂肪率を落としつつ体を引き締めたい→有酸素運動&筋トレ

・筋肉を肥大させて体を大きくしたい→筋トレのみ

また、消化吸収に使うエネルギー(食事誘発性熱産生)は糖質が約7%に対し、たんぱく質は約30%で、「筋トレ飯」を食べた方が体脂肪減少に有利である。

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5.書評

実は最近転職をしたのですが、転職した会社が基本在宅勤務かつ結構忙しいので平日家から外に出ることがほとんどなくなってしまい。。。

コロナでバスケもできないので「ヤバいなぁ」と思っていた時、ちょうどこの本と出会いました。昔から筋トレはあまり好きでなかったのですが、まあ少しやってみるかということでダンベルを引っ張り出してきました。

すると意外と楽しいし、何よりスッキリしますね!仕事の休憩で少しやって、ご飯を食べる前にひと汗かいて、気分転換にはもってこいなので、特に健康を気にしていない人やダイエットしていない人も、いつものルーティーンに取り入れてみてはいかがでしょうか?

まずは腕立て伏せや腹筋など、簡単なものから少しずつで大丈夫です。動き出すことが一番大事ですね!







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