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【Day 9】「まさかの嵐!小屋を守れるか!?」小屋作りキャンプ !! Part 3

▶︎まさかの嵐!小屋を守れ!真夜中の救出劇
▶︎みんなで食べる食事が元気の源!!モチベーション維持の秘訣。

【ご紹介】
結婚5年目のゴースケとカナは都会から湖畔の森に移住しました。この番組では、ふたりがBlue Village という小さな理想郷をつくろうと日々試行錯誤しながら学んだこと、体験したこと、気づいたことなどをシェアしていきます。

ゴースケ:みなさん、こんにちは。Blue Village のゴースケです。

カナ:カナです。

ゴースケ:僕らは大都会東京から、自分たちのなりの小さな理想郷を作ろうと、地平線広がる北海道の洞爺湖に移住しました。

カナ:このpodcastの配信では私たちが活動を通して学んだこと、経験したことを元にいろいろとお話しさせていただいています。

ゴースケ:さて、本日は小屋作りキャンプ part3ということで、前回の続きをお話して行きたいと思います。前回は到着早々、パンクして大変な目にあったというね。ハプニングのお話しでしたが、その後もまだまだハプニングは続くんですよね。

カナ:うん、続きましたね。

ゴースケ:あれは多分、壁が出来上がった頃だよね。床を貼って、そのあと壁の枠組みを作って、4面ある壁を一つ一つ立ち上げていってね。それもめちゃくちゃ重いわけですよ。なんとか持ち上げてね、壁ができてきて、ちょっと家っぽくなってきたときのことです。

実は僕たちは小屋作り工程で一つ手順をミスをしたところがあって、先に小屋の床になる合板を貼ってしまってたんだよね。だから雨が降ってしまうと合板が濡れて床が弱くなってしまうという。下手したら腐っちゃうからね。本当は屋根ができてから床をやればよかったんだけどそれがわからず先にやってしまった。

それまで天気には恵まれてたからよかったんだよね。でもちょっとその日は夕方から雲行きが怪しくなってて。夜は雨の予報だったから、床が濡れてしまわないように立ち上がった小屋上にブルーシートをかけて、作業を終了したんだよね。

カナ:そうそう。それでみんなでタープを貼ってご飯を食べてたら、だんだん雨が強くなってきて。

ゴースケ:その日もBBQしてたんだよね。小屋もブルーシート貼ってたから大丈夫だろと思ってたんだけど。

カナ:なんとなく心配になって見にいって。そしたら大変なことにね(笑)それで「みんな来てーーー!!」って叫んで、呼んでね。


ゴースケ:なんだなんだと行ってみると。結構激しく降ってたんだけど、その大量の雨水が小屋の天井がわりにしてたブルーシートの上に溜まっちゃってたんだよね。もうたっぷんたっぷんになってて。今にもブルーシートが破れて水が落ちてきそうだった。あ、これはやばいなと。

カナ:落ちてきたら一巻の終わりだもんね。端の方からすでに水が漏れてたりして。床がダメになっちゃう、やばい!!ってなって。

ゴースケ:そっからが大変だったよね。まずとにかく真っ暗なんだよね。ヘッドライトをつけないと何も見えない状態で。

カナ:そうそう。街灯ひつとつないからね。。

ゴースケ:まずは溜まった水を外に出そうということになったんだけど、小屋の天井部分って5メートルぐらいあってね。その高さにブルーシートを貼ってるから、雨降りしきる中、そこまで登ってシートを引っ張らないといけない。

カナ:脚立の足場も雨でぬかるんでるし、そもそも傾斜だったりしてね。

ゴースケ:これ以上危険な状態って他にあるのかってぐらい、やばかった(笑)その時一緒にいた大学生のショウヘイというメンバーがいたんだけど、彼がまたそういうやばいことが大好きでね。むしろテンション上がって、めちゃくちゃ登りたがろうとして。

カナ:みんなに落ち着けって抑えられて(笑)

ゴースケ:怪我したらヤバいし、でも小屋もこのままじゃダメになっちゃうしで。それで最善の注意を払って登ることにしたんだよね。

とはいえ、5mの高さに登って、足場なんて壁の幅しかないわけだから10cmぐらいでね。よくあんなことやったなーと思うけど。

カナ:そこから壮絶な戦いだったよね。天気はどんどん嵐みたいになってきて。みんなで叫びながら、指示しあって。がくくん、りょうくん、しょうへい、うーちゃん、私の5人でね。それぞれ役割分担してね。

ゴースケ:そうそう。水を出してもまた入ってきちゃうからね。下から棒でつついたり、水がたまらないように木材を等間隔に置いてブルーシートを補強したりして。上に登る人がいたら梯子を下で抑えたり、道具を渡したり、指示したり。みんなそれぞれの役割を自分で見つけて自然とこなしてね。

カナ:うん、あれはすごかった。海猿の救出劇みたいだった。

ゴースケ:ね、本当にそんな感じで。すごかったよね。まぁそれでなんとか小屋を救出したんだよね。床も随分濡れちゃったけど、それでも被害は最小限に抑えられた。

カナ:本当によかったよね。でも終わったらみんなずぶ濡れでね。もう真夜中近かったからお風呂に行くこともできず。食べかけだったご飯も雨でぐちゃぐちゃになってて。

ゴースケ:ねぇ。アドレナリンがすごかったから、疲れは感じてなかったけど終わったら一気にドッと眠気が来てね。もう着替えてテントで爆睡だったよ。

カナ:私も。まさかの展開だったけど小屋作りの話になると、やっぱりこの日を思い出すよね。

ゴースケ:あんなことってないからね。文字通り命がけだったし(笑)今となればいいネタと思えるけどね。誰も怪我しなくて本当に良かったよ。さて、小屋作りキャンプはこんな感じでいろんな問題が多発しては、その都度なんとかしてきたんだけどさ、サバイバルってだけでなくて、なかなか豊かな時間もあったよね。特に食事の時間とかはさ。

カナ:そうそう。本当に毎日の作業が大変でね。朝から晩までやってたからせめて食事だけはちゃんと美味しいものを作って食べようって思ってたね。

ゴースケ:冷蔵庫がなかったから、食べたいものを買い出しに行って、毎回火を起こしてたね。さすが北海道だけあって、海の幸が豊かなんだよね。ホッケとかホタテを焼いたり、お刺身もめちゃめちゃ美味しかった。食事は最高だったね。

カナ:ちょうどお月見の季節でね。ここは月が綺麗に見れるからって、月見団子作ってお月見までしてたよね。

ゴースケ:そうそう。りょうがその辺でよもぎ摘んできて、よもぎ団子作ったりしてたな。懐かしい。まぁ、そんな感じでね。本当に食事って大事だなーと思った。

カナ:うん、ああやってみんなで作ってみんなで食べる食事が本当に美味しいよね。
それがモチベーションの維持にもなってたと思う。

ゴースケ:ね。Blue Villageの魅力の一つだと思う。さぁ、まあ今日のお話はここまでにしましょうかね!

カナ:はい。今日も最後まで私たちのお話をお聴きいただきありがとうございました。私たちBlue Villageの活動はYoutube【湖はんの森ぐらし】でもご覧いただけますし、またインスタ、フェイスブックも日々更新しています。

ゴースケ:それでは、またね〜〜!!バイバイ!!

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