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H ZETTRIO 12月札幌3daysライブ感想

2023.12.20,21札幌D bop Jazz Club
2023.12.23 札幌文化芸術劇場hitaru サッポロシティジャズ

行ってまいりました。
H ZETTRIO怒涛の札幌3Daysライブ。
忘れないうちに、印象的に残ったところを綴ってみます。


12月20日 1st
洋邦カバー曲のみで構成。
この日のハイライトは、
ブレッカーブラザーズのカバー「Some Skunk Funk」!!
これに尽きます。
2014年のライブ盤「Japan Live In Yokohama」(アナログ盤のみ)でこの曲を初めて聴いた時、あまりにかっこよくて、崩れ落ちてしまったことを思い出します。このアルバム、ジャケ写も凄く好き。
そんで、至近距離で観たせいもあったとは思いますが、圧倒されてしまい、瞬きも息も止まって驚愕しました。

なんなのだ、このグルーヴは!!

ゼトさんの演奏が一気に火がついて燃え上がってゆく瞬間を観て、完全に脳内キャパオーバーでした。
その他、ゲゲゲの鬼太郎、中央フリーウェイも凄く良かった。ユーミンの曲では中央フリーウェイが一番好きなので、とても嬉しかったです!


12月21日 1st
オリジナル曲での構成。
12月リリースの新曲「Dynamics」をこの日初めて生演奏で聴けた!
ラジオでこの曲のことを「今までやってきたからこそできるアンサンブル」と話していた通り、三人のバランス感が絶妙で、それぞれが際立っていて、それぞれの良さを最大限に引き出しているところが本当に凄かった。

やはり長年一緒に演奏し、積み重ねて磨いた芸の賜物だなと。

普段から、様々なアーティストのライブを観ていますが、全ての楽器がここまで息ぴったりっていうのは、なかなか出逢えないです。
元々ピアノが好きなので、どうしてもピアノ演奏に集中しがちな私が、ゼトリオの演奏だと、全ての楽器の音がカッコいいので、皆がどのように演奏しているか、どうアレンジしているのか凄く興味を持って聴くようになりました。

「Virtual World(Jazz)」これも今回初めてライブで聴きました。
こんなにカッコ良い曲だったのか!と気付かされた感じ。非常にライブ映えする曲。

「おだやかに」も最高でした。
ブルーノートのライブ配信で凄く感動したので、札幌でも聴けたのが嬉しかった。シンプルな構成だからこそ、心にスッと響き、訴えかけてくる曲だなあといつも思います。


12月23日
オリジナル、カバー曲をとり混ぜ、2部構成。
会場の装飾が綺麗で、フードが美味しい!それだけでテンション上がる。
サッポロシティジャズは、色んなアーティストのライブを気軽に観たいジャズファンも多いから、普段より少し客層も幅広い感じ。
ゼトリオはそういう時こそ、本領発揮するなと。
かなり本気度高いライブでした。
大好きな「9.P.M.」を初めて聴きましたが、グランドピアノとキーボードのアレンジで凄くオシャレでカッコよかった。
「SUPER MAD MAX」は狂っていてホント最高。
演奏中に突然スイッチが入り、アグレッシブで変態なところを垣間見た瞬間に、一気に全てを持って行かれてしまう。
「Silent Snow」は、初めて行ったゼトリオのライブでもある、2年前のシティジャズでも演奏されていて凄く印象的だったのですが、今回またこの曲を聴けて、とっても嬉しくて涙が出てきました。
12月の北海道に凄くピッタリなんだよな、この曲は。
「Den-en」も生で聴くのは初めてだったので感動。

本当に素晴らしいライブ納めとなりました。もう大満足!!
今年は計6日間、11公演も札幌で演ってくれました。
札幌でこんなに沢山ライブを演ってくれるミュージシャンはいないので、本当に本当に嬉しかった。
また、札幌でライブを観れるのを楽しみに待ってます!


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