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vol.3 暮らしのシーソーを、編む


「編む、ブルースタジオ」とは
「編む、ブルースタジオ」は、毎回一つのテーマに沿って、住まいのタイプやジャンルを超えて事例・サービスを再編集し、お届けします。いつもの分類とは少し異なる目線から、“役に立つ”だけではない、“大切”なモノ・コト・時間を見つけ出すnoteマガジンです。

はじめに:編む、ブルースタジオ

ブルースタジオは暮らしを見つめ、
そしてその先の人を見つめる。

「編む、ブルースタジオ」は今回で第三弾。
今回は「この人が編む、ブルースタジオ」として、過去2回とは少し違う形式でお届けします。

シーソーは英語で“seesaw”と書くそうです。

見えるsee」と「見えたsaw」、
“見えたり見えなかったりする”、そんなもどかしいような楽しいようなもやもやは、
色々な所にあると思います。

もちろん、「ふつうのこと」を話す相手はたくさんいると思います。
家族、友人、会社の人など、たくさんいます。
でも「もやもやしていること」「本当のこと」が話せる人ってどのくらいいるのだろう?
その一人になろうとしている方に話をきいてみました。

vol.2で紹介した「暮らし探し」チームの杉山さんです。

2つの「実現」ができる、自分の家

本当の理想を聞き出す

思い描いてる理想の暮らし方を全て現実にするのは容易ではありませんが、それこそ今は、「やりたいことが何もないんです」と話す方も結構いらっしゃいます。

でもそう言われた時に思うのです。
僕らが本当の理想や、やりたい事を聞き出せてないだけなのでは?と。

このご時世、本当にやりたいことに気づいてない事もありますが、あまり贅沢な事や金銭的な事、時代錯誤な事、イメージと違うから…など、他者には言いづらいものもあると思います。

たとえば誰にも話さないけれども「心の中ではガッツポーズ」してしまうようなこと、
誰にもあると思います

当然無理やり答えを出してもらうことは致しませんが、やはりコミュニケーションの中で徐々にお話を伺っていくが大事だと言う事。
自分がどんな人間か、何でも話せる人間か、信用があるのか、もちろん会話だけでなく行動でも示すように心がけています。

自己実現とお金のやりくりの間で

「実は、、、こんな趣味がありまして、、、こんな事してみたくて」
「あまり家にお金を掛けたくない、出来るだけ安くすみたい」
「確かにこんな事できれば楽しいかも?」

やりたい事を一緒に考え、“自己実現”と“お金のやりくり”、両方の面から一緒に「実現できる」暮らし方の答えを見つけるための方法を模索する事が僕らがまずやるべき仕事だと思ってます。

2倍人生を楽しむ、第二の家

オンリーワンではない住まい

例えば都内に住むのは利便性や仕事のためとはいえ、「本来、この街で暮らす事は自分に適してるのか?」ということや、
“終の住処”という言葉はもてはやされるけれども、「生きている間に、暮らしの状況は常に変わり続ける」ということ、
選択肢のはざまで悩むことはあると思います。

限られた予算内で最大限で購入できる物件を一つ購入するのではなく、リスク分散とは言い切れないかもしれませんが、都内の小さいマンションと郊外の広い戸建てを購入する事だって今は可能です。
売買に比べてそれほど賃料は高くなってないわけで、1つの拠点は賃貸だって構わないのですよね。
街と自然両方を楽しめる家、2拠点それぞれのコミュニティを形成したり、暮らしが変われば、不要な拠点をまた違うところに移せば良いだけ。

自分自身は一人だけども、仕事では振る舞い方に気を付ける一方で、気心知れた友人の前では多少言葉使いがラフになったりもします。
ずっと同じ人格、メンタル、マインドで過ごしてはいないわけですからね。

お得なの?面倒?などのバランスも一緒に考えていきましょう。

家探しは、暮らし方を改めて考える事で「自分のこれから」を決めるための一つターニングポイント。
だからこそご自身で決めなければいけないのですが、そこには我々のようなプロとしての立ち位置のパートナーが必要なのだと思います。

たとえば食品サンプルと実物でイメージが違うということもあると思います。
クチコミはどうだろう?と検索してからお店に入ること、ありませんか?

every breath you take

杉山さんのメールには、署名に

杉山 勝手に「OKIGARU宣言」
朝でも深夜でもちょっとした用件でもお気軽にお電話くださいませ。

の文言と電話番号が並んで書いてあります。

今までに早朝や深夜にお電話をいただいたことはないそうですが、
どなたでも、どんなことでも相談・お声かけしてもらえるように、
言いづらい、聞きづらい事をお話してもらえるように、ハードルを下げているのだそうです。

暮らしを見つめているようで、その先の人を見つめる。
二人で遊ぶシーソーだからこそ見渡せるような、
そんな景色が杉山さんとならば見ることができるかもしれません。

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