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コトバを深掘りする Day 18. "Vulnerability" 脆弱性 XIV

Vulnerability(脆弱性)


今日は「脆弱性」について話す 14回目です。
私は、少しずつ「生きていくためには『脆弱性』を乗り越えていく勇気が必要」だと解ってきましたが、皆さん、如何でしょうか?

今日は最近の自分にアプローチして、一緒に考えてみましょう!

”Vulnerability” とは、 「傷つくかもしれない可能性」 や 「生身をさらすこと」 ことを意味しているのが判ってきました。


あなたは、“ Vulnerability ” を乗り越えて、実現させたことや、実現できていないことはありますか?


これはとある女性の経験談です。
彼女はいわゆるキャリアウーマンで、朝から晩まで仕事が楽しくて仕方がない状態でした。仕事上の難題が目の前に現れても、「これは私が乗り越えられるから与えられているのだ」と心から思い、何事も真摯に・エネルギッシュに取り組んでいました。一方で、プライベートでは、30代半ばから40歳になるまでお付き合いしている男性がいました。彼女は「彼との子供だったら産みたい」と思っていましたが、それは自然の流れに任せていたようでした。

ある日、彼と一緒に夕食を食べていた時、彼から打ち明け話がありました。

「海外に転勤になった。一緒について来てくれないか?」とのことでした。

それを聞いた彼女は、

・今の年齢を考えると、子供を産めるチャンスは最後かもしれない
・彼は、一緒にいて、とても自分らしくいられる唯一無二な存在
・彼が転勤になったのは、前から生活してみたい場所

という思いがありましたが、今の仕事を手放してまで、彼について行くことはできないという結論に至り、結局二人の仲は終わってしまいました。

遠距離恋愛という手もありますが、彼女も彼も、付き合う相手・縁のある相手は、自分の側にいるものだという考えがあったそうです。

今、彼女は40代後半。今でもやり甲斐のある仕事をしています。
別れてしばらく経ってから、彼以上に合う相手はいないと彼に連絡してみましたが、彼はすでに違う人と婚約していたそうです。

最近、彼女と話すと「あの時、仕事を辞めて彼について行けばよかった」と後悔の念が、心のどこかにくすぶっているそうです。

私から「ご縁がなかったと思ってみては」と何度話したとしても、占い師に話しても、カウンセラーと話したとしても、後悔の念は小さくなる物の、消えない。と。まだ後悔しているそうです。

このことを踏まえて、今日のworkです。


あなたは、何かを手放すことを恐れて、何かを手にできなかったことはありますか?また、今の身の上に、それが起ころうとしているでしょうか?


今日は、過去や今のことを思い出してみてください。
ノートや手帳に書いて、何かの機会に信頼できる・聞いて欲しい誰かに話してみるのもおすすめです。



今日も読んでくださってありがとうございました。
どうぞ良い一日をお過ごしください!


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