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コトバを深掘りする Day 12. "Vulnerability" 脆弱性 VIII


Vulnerability(脆弱性)


今日は「脆弱性」について話す8回目です。
過去や今の自分にアプローチして、自分の「心のもろさ、脆弱性」を記憶から引き出してみましょう!

ブレネー・ブラウンの著書「本当の勇気は『弱さ』を認めること」の中に、以下のような文章があります。

英語の"vulnerability(脆弱性)"の定義は、「傷つきかねない」や「攻撃や損傷を受けやすい」ということ。一方で、" weakness(弱さ)"の定義は、「攻撃や損傷に耐えられないこと」。


これまで、Clubhouseの朝のWork Roomで話し合った中で、"vulnerability"についての理解はこんな感じになっています。

「自分自身の心のもろい部分に向き合い、認めること」

「自分の心のもろい部分を、人に見せること」

ということが思い浮かびました。

これを踏まえ、あなたは自分にとって何が大切なのか、どの時点で手放せるかを一緒に考えてみましょう!さて、これからお伝えする設定をもとに、あなたがどちらのタイプなのか?を教えてください。

【今日の設定】

 例えば、あなたが平日の朝8時から5時まで外で仕事をしているオフィス勤めの人だとします。会社が終わってからのルーティーンとしては、仕事の後はスポーツジムに通うため、家に着くのは夜の8時になります。そして、家についてから10時までは食事をしたり、お風呂に入ります。
その後の行動をAタイプ・Bタイプと分けて記しますので、あなたがどちらのタイプの人か、考えてみましょう。

A)外では、信号待ちやレジの列待ち、タクシーに乗っている時間を有効活用して、電話の用事を済ませることが多いです。寝る時は必ず枕元に携帯電話を置くタイプ。携帯は絶対に肌身離さず持っています。だって、誰かから電話がくるかもしれませんし。自分のアシスタントにも「いつ電話するかわからないから、いつも電話を持っていて欲しい」と伝えてあります。そして、時には朝6時にアシスタントに連絡することもあります。仕事の良いアイデアは思いついたらすぐ伝えなければ気が済まないからです。アシスタントには悪いけど、こうすると仕事の効率が良くなる気がします。


B)上司も友人も家族も、私が夜9時から朝8時までは電話に出ないことを知っています。もしその時間帯に電話がなったとすれば、間違い電話だったか、緊急事態のどちらかです。ということで、オフィスにいる以外は、本当の緊急事態にしか電話はかかってきません。



Aタイプのあなたは、不安を減らすために不安を麻痺させる方法を見つけようとしています。自分の時間を持てずに疲れが溜まっていませんか?更に不安を生み出すような思考・行動・感情を変えていくと、もっと楽に生きられるかもしれません。

Bタイプのあなたは、不安を生み出すような行動を自分で考え・自分が無理しなくて済むように行動できています。毎日ストレスも少なく、楽しい日々が送れていることでしょう。その調子です!

さぁ、あなたはどちらのタイプでしたでしょうか?
ワーカホリックの方も、そうでない方も、たまには自分を振り返って、もっと楽に楽しく生きられる方法を考えてみませんか?

あなたの日々の生活の中で、同じような例があったら教えて下さい。
勇気を出して行動や考え方の断捨離をしたり、相手との境界線を見直してみることで、更に新しい可能性が出てくるのではないでしょうか?

それでは、今日も良い一日をお過ごし下さい!

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