ベランダに設置した一斗缶2個分ほどの

 5月下旬に衝動で購入したコンポスト、実際無事に稼働している。
 コンポストの使用については以前から関心があったものの、購入のタイミングは完全に無計画だった。周囲に迷惑がかかるような装置ではないが、これだけかさばる物体を買ったのに全く役に立たなかったら……、と内心は己の見栄を心配していたのである。
 しかし幸いなるかな杞憂となった。今回購入したコンポストは撹拌ハンドル付きの容器と発酵チップのセット。このチップは一見しただけでは乾燥した腐葉土としか見えないのだが、これを容器に入れて撹拌すると、二日目くらいに熱を持ってくる。チップの表面に手を近付けるとほのかに温かくなっているのがわかるのだ。
 今のところ強いにおいはない。使用開始初日、台所の三角コーナーの生ゴミを入れた。その中身はお茶殻やネギの外側、鮭の皮やホッケの頭など。その日から朝晩撹拌しているが、生ゴミが浮き上がってくることも生臭さが漂ってくることもない。あえて注意深く嗅ぐと湿った土のにおいがするくらいだ。
 これからどれだけ分解していけるか楽しみだ。


今日の英語:Leaf mold

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