あさってに何が起こるだろう

 揺らぎながら日常は進んでいく。転覆の紙一重を感じながら。
 昨日の買い物の途中に通った商店街。そこにあった週貸し店舗では、マスク50枚入り1箱が1,680円で売っていた。GW前は5,000円だったと記憶している。そんな価格変動制のマスクを売っているのは1店舗ではない。10mも歩けば斜め前に現れる。盗品でもない限りそれを責める気はない。ただそれで本当に儲かるのか気になる。私の観測範囲でそれが売り買いされている場面を見たことがないからだ。現場店舗の人間だけに負債が押し付けられるようなことがないよう祈る。
 私は深夜を中心にラジオをよく聴くのだが、ここ最近CMの傾向が変わってきている。明らかに自局の番組の宣伝の割合が高くなっているのだ。しかもいかにも急ごしらえな、番組テーマ曲をただシャッフルしたようなものばかり。テレビ局と繋がっているAMのラジオ局なら簡単に倒産することはないだろうが、いよいよここまで広告費が削られているのかと思うと薄っすらと恐ろしくなる。
 不安定な流れはいつか穏やかな浅瀬にたどり着くのだろうか。それとも土砂の急流か。


今日の英語:Stall

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