無脊椎動物、その雑食性

 床に猫のウンコが落ちていた。それをミルワームに与えてみた。
 2日前、部屋が何やら臭うので原因を探索したところ猫のウンコが落ちていた、コロンと1個。テトもマユもトイレを正しく使うタイプの猫なので、おそらくこれはおケツにくっつけたまま私の部屋にきて落っことしたものだろう。体型と毛の長さからしてマユがやらかした可能性が高いと推察する。
 そのウンコをミルワーム(成虫)のケースに入れてみた。ヒョウモントカゲモドキの餌として養殖しているこのミルワーム、普段は小麦ふすまと野菜の切れ端で飼育しているが、雑食性であるからには肉食動物(猫)のウンコにも何らかの反応を示すのではないかと思ったのだ。
 そして昨日ケースを観てみると“実”は全てなくなり猫の毛の塊だけが残っていた。ミルワームは猫のウンコも食べたのだ。そしてウンコには毛繕いで飲み込んだ毛が大量に入っていた(そのせいで私の部屋までぶら下げてきたのだろう)。
 今回の試みでミルワームは猫のウンコで飼育できるという治験を得た。臭いの問題もあるのでこういったことを私の部屋で継続することはできないが、もしまた猫たちが私の部屋で落とし物をしたらこういう処分も可能だと覚えておこう。


今日の英語:Cleaning

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