軒に滴る雫の向こうに

 梅を見に行きたいけれど、休みの日は雨が続いている。遠くに行くほどでもなく、また遠くで待っている人もない。雨と花に春の気配を感じながら、遠くの騒音もない休日に寝転んでいる。
 いつか全てが遺跡になって、とりどりの花で覆い尽くされる日が来るのだろう。
 雨を聞いて、何処かで咲いている花を想う。


今日の英語:Raindrop

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?