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子供に負けたくないのが親の本音


子供の成長は、親にとって嬉しいもの

あの小さくて甘えてばかりだった息子が、今では中学生になって一人前の口をきいて生活しているのを見ると、自然と顔がほころびます

いつかは親を抜いていくのは仕方がないことだと、頭ではわかっているんですよ

でも、気持ちまではそんな簡単には割り切れない

まだまだ体力でもスポーツでも負けたくない!!

今年43歳にもなるオヤジが言うのも的外れかもしれませんが、まだ息子には負けたくない


息子が同じ部活に入ったから火がついた


なぜ、まだ子供に負けたくないのか?
普通なら、子供の成長を応援して伸ばしていくはずなのに…

それは、息子が僕と同じ陸上部に入ったからです

僕も、中学生の時は陸上部に所属していて、いちおう部長までやってました。成績もそこそこで、東海大会までは常連でした

2年前までは、50mを6秒5でまだ走れていたんで、陸上競技に関しては僕の中ではちょとしたプライドを持ってたんですよ

息子は、入っていきなり当時の僕の記録を軽く抜くぐらいの足の速さを持ってました。中1でジュニアオリンピックに出場したくらいの実力です

まあ、気持ちに火がつきましたよ!!

大人気ないとかそんなの関係ない!!!

とにかく勝負して勝たないと気が済まなくなりました


情けないことに身体は劣化


気持ちに火がついたのはいいんですが、肝心の身体の衰えが凄まじい…

ベストの体重からは程遠いほど太ったし、運動もフリーランスになってからの1年間は全くしていないような状況

完全なる自業自得

自分のアホさ加減にうんざりです

息子には、今年の夏に20m走と50m走で勝負しようと伝え、精神的に自分を追い込みました

4月上旬からジム通いを再開させ、4〜5ヶ月で鍛えるだけ鍛えます

万全にはならないかもしれないですが、やれるだけのことをやって勝負!!

20m走はスタート勝負(第1加速のみ)で決まるし、50m走まで(第1〜第2加速)ならまだ勝目はある!!!


親はいつまでも子供に負けたくない


なぜ、そこまでこだわるのか?

子供には、いつまでもかっこいいオヤジと思われていたいって言うのが本音です

僕も父親の背中をみて育ってきました。背は中学で抜いたし、運動能力もその頃にはもう勝ってました

大きかった父の背中が、小さなものになるのを感じるのって寂しいじゃないですか

だから、僕はまだまだ息子には負けるつもりも抜かれるつもりもありません

だって、いつまでもかっこいいオヤジでいたいじゃないですか(笑)

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