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詩集 物語など

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夕焼けに浮かぶコトバ 社会福祉士を絡めながら書いた物語
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#連載小説

逆さまのプレゼント12話

つながり 走っている時にタイムを計測された。何秒で走りたいとの思いがあった。 リレーの時…

逆さまのプレゼント11話

ダイアモンドランニングシューズ タケルは故郷を思い出した。 タケルは一歳下の、女性の社会…

逆さまのプレゼント10話

10話ノスタルジア プラモデル、子どもの頃によく作っていた。当時は作って、並べて眺めると楽…

逆さまのプレゼント8話

飴と雨 友人の親が歳を取り、いろいろな困難さを持ったり、友人の子どもが友達が今だに出来な…

逆さまのプレゼント 第7話

第7話 風の形 学校の帰り道 何もない通学路。あるのはスーパーとカラオケ屋が一軒ぐらい。 …

逆さまのプレゼント 6話

白い椅子 空想学を学んでるからか変な夢を見てしまった。 空想学とは、例えば、料理をするに…

逆さまのプレゼント 5話

ITの世界 タケルは、今までの選択は間違えてきたと思った。いろいろな人との別ればかり選んできた。出会いという積み木が崩れてしまうから別れではなく、別れという時間が積み重なり、後悔という風が吹いて積み木が崩れるから苦しいんだ。 だから、パソコンの勉強をしている。家中にはパソコンの本がある。本が増えていく。ある時にパソコンがフリーズした、それを直す時に、昔学校でもらった古いUSBメモリを差してみた。その時、目の前が明るくなった。何が起こったかタケルにはわからなかった。 いつ

逆さまなプレゼント4話

値段 ありきたりな話 雨が水溜まりにポツポツと落ちる。 そこに映る青色の長靴が揺れる。子ど…