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数字でみる美容師のリアル戦事略決

どうもブルです。

ここ最近の変化としてフリーランスで美容師をやってきましたが、少しずつ事が運び自分のお店を持とうと言うことになりました。

新しいことに挑戦することはいつの時も楽しいです。

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今日は【どうして美容師は収入が低いと言われるのか?】について数字的にと一個人の考えをいろいろ書いてみます。

先に言っておきますが、数字ばかり出るのでボクも読んでる人も頭痛くなります笑

そして正確な数字というより素人が調べ尽くした見解のnoteということを踏まえて読んでいただければ幸いです。

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1.理美容業界の市場規模

まず美容の市場価値としての数字の確認から。

理美容の市場としては2兆1253億円ほど(H30年コロナ前のデータ)。
そのうち美容業界が1兆4820億円。
理容業界が6232億円の規模。

美容のメーカーでも有名な【資生堂】さんが去年1兆円規模になり、比べてみると理美容市場をまとめた規模の大きさであるのはご存知の通り!

でも1社と何百何万企業の理美容業界数では比べようがないし歯が立たないが、とにかく資生堂さんすごい!!ちなみに花王も1兆円規模でライオンのような日用品メーカーなどの会社が3000億くらいです。

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2.美容(サロン)の市場規模は?

とはいえ美容師がよく関わるアパレル業界の市場も10兆円規模もあるが、店舗の割り出しはわからず草分けも難しいため、市場規模と1店舗あたりの平均した生産性は美容室もアパレルも大体予想はできる。

問題は美容業界は2兆円規模と言われ、草分けをせずまとめて言っているからわかりづらいとも思う。

端から美容師からしたらある意味「2兆円規模の仕事してるんだ!」と思ってはいけないと言うこと。

美容室の市場規模は5000億くらいと言われてます。

ぶっちゃけそもそも美容業界の市場が2兆円規模なのか?ってのもぼくは疑ってしまうが。

まあそれはおいときます。

要は美容師をやっているなら決して一人で売り上げてるわけでなく、カット椅子やシャンプー台にカラー剤やトリートメントなど美容メーカーや卸がいるからだ。

まず美容の商社の市場規模が2000億くらいと言われてる。

次に理美容となってしまうが業務用化粧品市場が1400億くらい。

ご存知の通り美容室は腐る程あるため売上高は5000億だが、その他諸々含めて1兆4820億円という規模になっている。(厚生労働省はどこまでを美容市場に含めてるのかはわからない)

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3.美容師の給料を計算してみる

店舗数は25万4422軒で美容師の数は53万3814人なので1店舗あたりざっくりで2.1人が働いてる計算になる。

売上高っていつからいつまでの期間が義務されてないからよくわからんけど年商だと思って計算してますが。

計算上2.1人のスタッフ数に1店舗で売上高が1965万2388円くらいの数字になります。

とかく、年商1965万2388円って数字が出てきましたが、2人で年間2000万ほど利益を生み出してることと言えます。計算上。

1人ひと月あたり163万7699円くらいの売上が平均です。

平均は高いですね!実際働いてるとわかりますが、「100万の壁」と言われる月売上目標が一つあります。

リアルな数字を出していくと面白いですね!

人件費に関しての平均は約50%。

なので単純に計算した上で手取りまで考えると社保まで加入してないとして65〜70万が平均ということになりますかね。

4.美容の労働はストック型、フロー型にしていくには?

美容室を経営するにあたって固定費は外せません。

都心だと家賃100万/月〜はザラにありますが、おおよそ10%くらいに家賃をおさめていくのが妥当と言われてます。

モノからコトの時代になり、美容師も憧れの美容師像からお店のブランディングや取り組む仕事っぷりに学生などが目を向けているような時代になって、果たして場所というのも都会でなければいけない(モノ)なのかというのも気になるところ。

美容学校も年々増えてるとは聞くが、学生が少子高齢化により少なくなっている中で学校側も、美容師側も悩み事は尽きないが、ボクの中で解決してることはある。

ここで書くと長くなるのでまた別の日に書こうと思うが、ボクが今の地点で美容学生卒業年だったとして一言いうなら「好きなコト極めたらええ。」

これかなと思います。

去年までなりたい職業ランキングで上位に「YouTuber」が入っていたが、今年はガクンと下がって「漫画家」になりたい人が急上昇してきたように。

また1990年代の世界時価相場ランキングで日本の企業がトップ10に名を連ねていたが、今現在トップ10位に日本企業はなく、42位にトヨタが唯一50位以内にランキングしてきたように。

時代も仕事も価値観も一瞬にして変化してしまうのだから、美容師の世界も時代に合わせて変化していくのは最も必要だと思う。

だからこそってわけではないが、ボクみたいな1つの技術をチョーーー極めまくった人は面白いことできるよねって思いました!

好きなコトをまずやってみよう!

「どうしたらいいですか?」って方法論並べるよりまずやるっていうことが大切なのは、YouTubeでもTikTokでもZ世代の子はやってるからいいなって思います。

おじさんも頑張ります!!笑

アラサーでもまだお兄さんしか言われたことないけど、歳はとっても時代に変化し続けるようにしないと!

あれやこれやマルチタスクで物事を同時並行でやるのは生産効率悪いし。

シングルタスクで1つ1つ宿題を終わらせます。

ではまた明日〜


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