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「人様に迷惑をかけるな!」-オヤジの教えにうっせぇわ-

兄弟姉妹で末っ子って変なヤツ多いですよね?笑

どうも、ブルです。

末っ子だと思い出の写真アルバムの数は少ないですけど、その代わりに祖父祖母にはとてつもなく愛された思い出があります。

今日も緊急事態宣言により、いつも以上に街は静かに帰路へ向かう人が多くてお店などは閑散としていました。

会いたくても相手方から断られることもしばしば。

もちろん両親にとっても同じく、休みだろうと「無理に来なくていい。」の一言。

コロナ禍の5月は人恋しくなりますね!笑

そんな状況下でも進展があって、着々と事業を展開する方向に兆しがさし、毎日やることたくさんでほんと、ありがたいことです!

ボクにとって環境が大きく変わるときは、自分を見つめ直す時間を作ります。

今日思ったことは、事業を考える中で志事を共にする仲間から言われた一言にハッと気づいたことを募ります。

人に言われたことをそのままやると自分は成長しない

ふと、タイトルに書いた幼い頃からオヤジに言われたことが最近ボクの頭の中に過ぎりました。

方やお堅いとも言われる公務員の家系から3人の兄弟の末っ子としてボクは生まれたわけですが、物心ついた頃からオヤジには【いいか?人様には絶ッッ対に迷惑をかけるなよ!!!】っと言われ続け教えを受けました。

父親たる姿はボクにとってものすごく威厳で恐ろしいとも思ってしまうほど偉大な存在です!

以前の記事にも書きました↓


義務教育課程の中で「人様に迷惑をかけるな!」のその言葉。

正直その時意味がよくわからんかったし、『でた!その言葉!うるさいなー。」って反抗期もありましたね。

高校生、さらには社会人になってしみじみと親に迷惑をかけることがたくさんあり、ボクには「”人様”に迷惑をかける = 親父に怒られる」と思ってました。なので渋々と親の顔を伺ったりしながら慎重に生活していたのを思い出します。

そんなオヤジの顔色を伺うことを毎日していたので、いつしかオヤジが喜ぶことをしたらいいんじゃないか?って思うようにもなりました。

でも高校に行って地元から離れた時にボクは、「人様に迷惑って無理な話じゃないか?」って思ったんです。

人に頼み事をすればそれも迷惑?なんて思うし、嫌がらせなんて持ってのほか。

ボクはスポーツ大好きで見るより考えるより、すぐ動いてやってみての方が割にあってるので、性格で言うと自分で言うのもなんですが頭悪いし不器用です。笑

だからシンプルに人に迷惑をかけないように自分でやれることは自分でやる!

嫌なことはさせずに自分でやる!みたいなことを考えて生きてました。

そうこうしてるうちに気づけば大人になって社会人にもなってわかったんです。

人様に迷惑をかけるようなことはせずに生きていたものだから、ただのいい人で終わってました。

いい人って言うのも偏見あるかと思いますが、誰も傷付けずにことが終わるようなこと。

側から見たらフェアな仕事ばかりしていました。

実際は自分自身がものすごく疲れやストレスを抱えていたのもわからず、当時は何も感じなかったのでした。

後になって精神疾患にかかるのですが。

結果オヤジの言う「人様に迷惑かけるなよ!」の意味を履き違えてた気がします。

自分の印象に関して投げかけられる言葉に素直に聴く

オヤジはオヤジで幼少期の頃に粗相を起こして祖父に多大な迷惑をかけたと聞きました。

だからこそボクのオヤジに迷惑をかけるようなことはして欲しくないとも思っていたのでしょうが、あまりにもザックリとした意味合いだったので大人しく生きていくに違いないと解釈したボクは、オヤジから見て正解な生き方をしていたのか?と思いました。

それは違いました。

今になって2パターンの答えにたどり着きました!

①逆説的に、人様に迷惑をかけることで相手の気持ちを考え、自分の行動を見つめ直すこと!
②人様に迷惑をかけまいと常に行動する前から考えろと言うこと!

この2つのパターンは似てるようで実は経験する前から予測することと、経験した後から経験することと言うことです。

話は変わって、先輩であり仲間でもある今現在で事業を共にさせていただいてる方から、「ブルはもっとボクらを頼っていいんだよ!大丈夫できるよ!」って言われて自分は、『あ、また自分で解決しよう考えてた.....』と気づいてハッと思ったことがあって、オヤジのいつも言う「人様に迷惑をかけるな!」の言葉がふとよぎりました。

ボクはその時『人に頼っていいんだ!』と素直に思い、迷惑をかけることは悪いことではないんだ...逆にお願いしたり頼ったりすることが悪いことでないんだと自分の癖を振り返り反省しました。

なんだか生まれてからずっと見てるオヤジの説明不足すぎる一言に意味づけをくれた仲間がいて、遅かれどハッと気付いたことが印象に残ったのを覚えてます。

なんか学校では教えてくれないことのようでした。

実は良かれと思ってやってたことが、結果的に遠回りな感じもしましたが、晴れて今は自分の足りないことをやれる気になり、オヤジはこう言うことを言いたかったのかなと自分の頭の中で整理できた感じです。

オヤジの言ったことの本質

大人になるにつれて、社会人1年目がどんどん歳を重ねて先輩と言われるにつれて、言われなくなることってあります。

プレッシャーというべきでしょうか。それともエゴと言うべきでしょうか。

なかなか自分を否定することって難しいと思います。

自分が正しいって経験値が邪魔して肯定的になりがちです。

でもいつになっても素直さと謙虚さがあれば、人様にでなくても自分にとって迷惑をかけてくれる存在になるのかもしれないと思ったりな感想です。


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