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上板町 歴史民俗資料館に行ってきました

技の館から歩いてすぐのところに、上板町の歴史民俗資料館があったので行ってきました。藍染めを体験した後に、土地の歴史やものづくりの背景を知ることができるのはありがたいです。

週末だったのでイベントも行われているようでした

資料館に入ると、藍染めの他にも、和三盆の製造道具や地域に残された資料や洋服なども展示されていました。

すくも作りの過程やすくもの品質の鑑定法である「手板法」の資料も。若い人が見学に来るのは珍しいらしくご親切に対応いただきました。

すくもをついて藍玉にする臼と杵。まるでお餅つきのような道具。

出来上がったすくもを入れる、藍俵とかますも。今まで2種類あることをあまり意識したことがありませんでしたが、かますは出荷用の入れ物なのですね。と言うことは俵よりも軽いのかな?などと新たな疑問が湧きました。

叺(かます)や、蒅(すくも)など、藍の勉強をしていると現代ではあまりお目にかかれない呪文のような文字が出てきます。文字を眺めていると、古代の謎が隠されているような感覚がしてくるから不思議です。
藍にまつわる言葉の意味も深掘りしていきたいと思います。

技の館を行った後に、資料館も見れて、充実した週末でした。交通手段が限られているので、車で行くことをおすすめします。

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