隙間恐怖症

アクセサリーが好きなんですよ。
ロックモチーフのブレスだったり、ネックレスだったり。

まあ、バンドやってたら派手なファッションを好むのは
ごく自然な流れかなとは思うんですが。
今はもうバンドはやってないんですけど、その名残からか、
派手なファッションが好きです。

中でもかなり好きなのがピアス。
かなりあいてます。
今は右耳８、左耳６、舌１、鼻２、の計１７個です。
昔は口だったり、へそ、最近まで乳首にもあいてたんですけど。

これね、ピアス沢山あいてる人の共通点だと思うんだけど、
「穴が開いてるところより、開いてない所が気になる」んだよね。
なんか、隙間が気になるというか。
ここにも開けたいと思いどんどん開けちゃうみたいな。
ぎっちぎちにしないと気が済まないってところまで
開けるひともいる。
僕は隙間も大事にしたいと考えて開けてるけど、
他人から見たら僕の耳もピアスまみれなんだと思う。

これ、一緒のこと言えるのが刺青だったり、タトゥーだったり
するんだけど。
バンドやってたらタトゥーいれてる人が周りにたくさん居たから
よく聞いてたんだけど、
「隙間が気になる」って人が結構居た。
やっぱり一回手を出してしまうと限度無くやってしまうのが
ほとんどの人間の性なのだろうか？

でもとことんやった挙句、やっぱりワンポイントが
お洒落だなと思うこともある。

若いころは全ての物事を足し算で考えがちだけど、
歳を取るにつれて、引き算で物事を考えるようになったと、
最近思う。

まあ、ピアス好きだし、沢山開いてても後悔はないけど。

引き算のエッセンスも、時には大事よ。

蒼星和馬