見出し画像

貴方のスコアが伸びない原因はコレ!?:呼吸篇

前書き

こんにちは!
前回の記事から大分時間が経ってしまいました。
今も続きの構想を練っているのですが、どうしても時間がかかりそう。。。ということで、その間を埋めるべく、暫くは今までとは少し違ったベクトでプレイヤーのお役立ち情報を書いていこうと思います。
継続して定期的に、こうした小っちゃいTips的な記事を上げていこうと
思いますので、よかったらまた次も読んでくださると嬉しいです!

さて今回は初回ということで、案外プレイヤー(ゲーマー)に限らず
ほとんどの方が意識をしていなかったであろう呼吸に関するお話です!



画像1

息の呼吸

この記事を見てくださっている貴方は今、
どのような呼吸をしながら読んでいるでしょうか?

胸式呼吸?腹式呼吸?
鼻呼吸?口呼吸?

多分ほとんどの方から「いや、知らん」と言われることでしょう。


ですがもしかしたら、ここに貴方のスコアの伸び悩みの原因
あるのかもしれません。



呼吸の重要性

意識をしなくても体が勝手にやってくれる呼吸ですが
よくよく考えてみると、
この呼吸は全身に酸素を運ぶ、という重要な役割を担ってくれている
ことに気づかされます。

人間にとって酸素は生命活動に必要不可欠なエネルギーの一つです。

そして、もしこの酸素が私たちの体から足りなくなった場合

全身のエネルギーが不足し、疲れやすくなり、注意力や記憶力の低下、
頭痛、不眠、血が濃くなる(多血症)などの様々な症状と
内臓への負担が出現する

といったことが起こってしまいます。(中野区医師会HPより



貴方はいったい何の呼吸?

ここで話が戻って、胸式呼吸と腹式呼吸です。
多分ほとんどの方が今、胸式呼吸で読んでくださっている
のではないでしょうか。


腹式呼吸を、学校の合唱コンクールの時以外でも
日頃から意識して行っているという方は、
そうあまり多くないのではないでしょうか。


何より私もそうで、大学を休学して学びに行った演技のスクールで
必要になって再び意識した以来、全く気にしていませんでした。
(かねてから勉強していた人間の内面について別の角度から学ぶべく、半年間休学して通っていたのですが、その中でゲームプレイに役立てそうなことも色々と学べたので、また別の機会に記事を書く予定です。よければお楽しみに!)


私たちが今も何気なく行っているこの胸式呼吸は、
呼吸を素早く行える半面一度に吸える量が少ないという特徴があります。

そしてこの呼吸が浅くなると、

心臓への過度の負担、首や肩の筋肉を痛める
軽度のストレス状態から抜けられなくなる

といったデメリットが生じてきます。
東洋経済オンライン『普段意外とできていない「正しい呼吸」の仕方』より


そしてこれは次回取り上げる姿勢にも関連することなのですが、


デスクワークを行う現代人は、前傾姿勢で背中が丸まってしまい
胸の筋肉が萎縮し肺に十分な空気を取り込めず、
浅い呼吸になりがちだ、と言われています。


特に競技シーンプレイヤーやランクガチ勢の方は、
PCに向かう時間がより長くなりますから、
意識して改善していなければ無自覚のまま浅い呼吸を繰り返し、
知らず知らずのうちに自身のパフォーマンスを下げてしまっている
という可能性があります。



元来人は、起きている時には胸式呼吸横になった時は腹式呼吸
自動で切り替わるようにできているのですが、
上で見たように、現代人は呼吸が足りてない状況に陥ってしまいがちです。


そのため我々がスコアの伸び悩みを解決するには、
意識をして深い呼吸を行う、ということが大切になってきます。

そしてそのために、腹式呼吸を取り入れてみるのはいかがでしょうか?



レッツ腹式!

余り説明しなくとも、腹式呼吸はイメージがつくと思うので
ここはサラッといきたいと思います。

腹式呼吸:横隔膜を上下に動かして呼吸すること
⇒胸を動かさずにお腹で呼吸


練習前や試合の合間に、腹式呼吸を使い深い呼吸をすることで
脳や体の隅々まで酸素が循環し、
リラックス効果免疫力の向上自律神経が整えられる
といった効果を得ることができます。

そしてさらにこの腹式呼吸には効果があり、
それは「今この瞬間に注意を向ける」というものです。



宮本武蔵「空の巻」

兵法について述べた「五輪書」でも有名な
宮本武蔵はその最後の「空の巻」で、

兵法の本質は何ものもない空の境地、
融通無碍の境地であり、その境地にならなければ勝てない


と説いています。


これは、

思いわずらわずに今の時間に集中できている状態、それでいて自分の意識が勝ちすぎていない状態、リラックスして集中できている状態。

のことであり、つまり

何ものにも惑わされない、すっきりとした頭や身体であること、です。



マインドフル

近頃よく聞く言葉ランキングに上位入賞の”マインドフル”。
実はこれにも武蔵の説く境地に通ずるものがあります。


マインドフル:今この瞬間に注意を向けている心の状態
マインドフルネス瞑想:腹式呼吸で通常より呼吸を意識することで、瞑想後も長いあいだ「マインドフルな状態」でいられるようになる


宗教的・スピリチュアルなイメージのあるマインドフルネス瞑想ですが、
最近では脳科学の観点から合理的なメリットがあることが
わかってきています。
また、社会的にも経済的にも利益があるとして、
現在では、アメリカの企業や大学で積極的に取り入れられているそう
なのです。
(齋藤孝『世界の見方が変わる50の概要』より)

特に瞑想は、クリント・イーストウッドやベネディクト・カンバーバッチ
などの著名なハリウッドスターも数多く行っていることで有名です。



呼吸法のやり方

ここまでで、
浅い呼吸を繰り返してしまっている私たち現代人が
意識をして深い呼吸を取り入れることにより、
リラックス免疫力の向上といった効果を得ることができるだけでなく、
空の境地マインドフルになれることを見てきました。


脳や体の隅々まで酸素が循環することで得られる効能
これは間違いなく貴方のパフォーマンスを向上させ
ひいてはスコアの伸び悩みを打破してくれることでしょう。


ですが一体、どのような呼吸法を行えば良いでしょうか?
普通の腹式呼吸でもオーケーなのでしょうか?

これには色々と種類があるようなので、その中で
私も実践している齋藤孝先生の呼吸法をご紹介したいと思います。

「齋藤流基本の呼吸の型」
意識を丹田に持っていきゆったりとしたお腹で息をする。
鼻から3秒息を吸い、2秒お腹にグッと溜め、
15秒かけて口から細くゆっくりと吐く

さらにこれが身に付き「技」となると、
非常に高い集中力の持続心のコントロールが容易になるのだそうです。
(齋藤孝『呼吸入門』)

また先生は、

息を吸った瞬間に思考が途切れるので、
思考を続けるには吐く息を主とした呼吸を持続させる必要がある
(同氏『思考中毒になる!』)
安定した強い呼吸により、脳やからだの隅々に
酸素が上手く循環していれば、仕事もうまくいく。
からだの動きと呼吸が連動していれば、動作に無駄がなくなる。
これは水泳などでも、息継ぎさえうまくできるようになれば、
後はいくらでも泳げるようなものです。
(同氏『呼吸入門』)

といったことをおっしゃられています。


私は最近になってこの呼吸法を知り、
実際に緊張したり、集中を要する場面で何度か試してみたのですが、
これがなかなか効果があったような気がします。
---意識を研ぎ澄まして今に集中できるような感覚---
(そんなモノは気のせいであるッッツ!、と言われてしまえばそうなのかもしれませんが。。。)



おわり

というわけで今回は、自分の体験も加えて、
呼吸をテーマにまとめてみました。

そして次回は、上でも少し触れたように、姿勢について書こうと思います。
それともう少し文字の分量を減らせるようにします!!
早ければ明日には上げようとおもうので、よろしければお楽しみにー!
(^o^)/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?