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【マブラヴ】人類敗北、抗え迫りくる絶望にPart3

マブラヴオルタネイティヴ編が始まる

マブラヴオルタネイティヴ

EXTRA編、UNLIMITED編を経て、続編のオルタネイティヴ編が遂に始まります。マブラヴはオルタネイティヴ(以降オルタ)が本編です。ここまでくるのに時間を費やすのが嫌でも最低でもUNLIMITED編をやるかYouTubeを予習して本編に臨みましょう。で無いと何が起こってるのかさっぱり分からないと思います。キャラへの愛着などもありますしね。今までの物語は全てここに対する布石であり、伏線なども含めての謎はオルタネイティヴで全てが明らかになります。クオリティはEXTRA編、UNLIMITED編と別格です。やればわかります、全然作り込みが違うし今までのはこの為に作ってたのか!となりました。この作品は私がノベルゲームにハマるきっかけであり、生きる力をこの作品からもらいました。そんな全人類の為の作品がマブラヴオルタネイティヴです。今回はマブラヴが何故こんなに人気なのかをネタバレありで解説します。(重要なネタバレは避けますが割とヤバイネタバレをします)まだプレイしていなくて興味がある方はこの記事なんてさっさと閉じてSteam版でマブラヴオルタネイティヴを即購入してやりましょう。

主題歌とBGM

とにかく主題歌とBGMが神です。
Steam版のオープニングはGRANRODEOの「0-GRAVITY」とJAM Projectの「未来への咆哮」
未来への咆哮が好きすぎます。他にも劇中歌の
影山ヒロノブ「翼」、どれもこれも全部好きです。BGMもこれまでのどのゲームの中でも1番好きです。その時の心境と状況を音楽で表現するのがうますぎる。。。

ストーリー(ネタバレ注意)

マブラヴオルタネイティヴ冒頭は主人公白銀武(以降タケルちゃん)が目覚める所から始まります、「何で泣いてるんだろうオレ…」何かを失ってしまったような強い喪失感と断片的な記憶が甦ります。UNLIMITED編では最後オルタネイティヴ5が発動し10万人だけを地球から脱出させその他人類はBETAによって支配される運命でした。夢にしては出来すぎている。UNLIMITED編で培った軍隊の知識、記憶が鮮明過ぎたのです。「本当に…夢だよな…?」嫌な予感がしながらも、急いでタケルちゃんは学校に向かう支度をしドアを開けました。

UNLIMITED編冒頭と同じ光景

「夢じゃなかった…いや正確に言えば夢か現実かなんてことには何の意味もないんだ。」
マブラヴオルタネイティヴとはUNLIMITED編で培った知識、体力、記憶を持った状態で始まりの日(10/22)に何故かタイムリープしてしまい、そこから絶望の未来を変えていくストーリーです(超簡略化)

今回は個人的にプレイヤー殺しにきているエピソードをネタバレありで流れを説明しつつ自分の意見やこの時どう思ってたのかを記しています。色々長すぎるので3分割でまとめます(まとめられるのか?)
12 • 5事件〜【閲覧注意】トラウマのアレまで

12 • 5事件(初陣)

帝都守備連隊所属沙霧大尉

まず一つ目の事件です、冒頭の後タケルちゃんはまた207小隊に配属され衛士(正規兵)になるべくみんなで早く任官できるように最善を尽くしていました。体力と知識が引き継がれた状態なので、UNLIMITED編で起きたいざこざや皆の足を引っ張ってしまう事は今回起きません。着実に任官に近づけるように行動していきます。
ところがここである事件が起き、初陣なのにBETAではなく人と戦わざるを得ない状況に陥ります。
「は?なんでBETAと戦わないの?そんなことやってる暇があったらBETA倒せよ。」と思った方は安心してください、タケルちゃんも同じように思っています。(後にこれが間違いだったことが証明されます)このオルタの最初の事件は12 • 5事件(イチニーゴージケン)と呼ばれており、多くは語りませんがクーデターが国内で起き、その中で将軍殿下を無事横浜基地へ送り届ける任務を207小隊らが背負うこととなりました。そこで渦巻く米国の陰謀、日本人、決起部隊の思い。この事件が1番オルタのエピソードの中で学びになりタケルちゃんの感情移入が半端じゃ無かったです。

容赦なく襲いかかる現実

あぁ、、、逃げられない。

オルタの面白い点は大体予想してた事以上に最悪な事が起きてしまう点です。UNLIMITED編と違い、タケルちゃんは未来に何が起こるか知っているので無敵じゃんと思う方もいるかと思いますがそれは大間違いです。少しだけ未来を変えただけでは勿論なんの変化も起こりません。しかし変え続けていくと段々予想してなかった事が起きたり、知らない事件が起きたり、最悪な出来事に見舞われてしまったりします。それが今作とにかくエグいです。自分も最初は陽気に「順調に未来を変えているぞ!やったぜタケル!」と一つの未来を変えただけでもよろこんでました。しかし段々と事態は最悪の状況になっていきます。その最悪な状況の一つを細かくご紹介します。

XM3トライアルテスト

コード991

少し長いですがXM3トライアルテストからの状況からざっくりと説明します。
タケルちゃんが新しい戦術機OSを考案し、夕呼先生の元でデータ収集などをして遂にXM3(エクセムスリー)が実用段階に来ていました。トライアルテストでは諸先輩方の旧OS対207小隊の新OSと対決する事でどれだけXM3が旧OSよりも優位性があるのかを見定めるテストをしました。テストは順調、タケルは先輩方に快勝をおさめ、これでXM3が先輩方にも導入されれば戦術機の機動の幅が広がってBETAに勝てるかもしれない。とその時、警報が鳴ります。「BETA識別反応!?」あり得ない文字が表示されるんです。横浜基地周辺にはBETAはいないはずなんです、いたら横浜基地潰されてるので。でも反応があるということはいるということ。タケル達はここで初めてBETAと対峙する事になります。
ここでマブラヴオルタ世界独特の衛士強化装備について少し触れます。タケルはBETAに対しての執着が異常で、PTSDを発症してしまうほどトラウマになっています。これが原因で実戦状態の緊張で動けなくなってしまいます、、ここで興奮剤と後催眠暗示処置が上官によって施されます。これはマブラヴ独特で、普通に薬と催眠を使ってBETAに対する恐怖心を取り除いて衛士を戦わせるのが当たり前になっています(それぐらい悲惨な世界なので)これを施されたタケルは興奮剤が異常反応したせいでBETAへの怒りが抑えきれなくなり、トライアルテストだった為、実戦装備で無いにもかかわらずBETAに突っ込んで錯乱してペイント弾を撃ちまくります。普通にここら辺のタケル怖いです、ガチで頭おかしくなってます。
そんな事をしてるのでBETAに普通に殺されそうになって戦術機をダメにします。漏らしながらぐちゃぐちゃに泣いて「死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない」と言いながら助けてー!と叫び続けてました。そうするととある女性が助けに来てくれ無事に脱出します。
グロいのもうすぐ来るので見たくない人閉じてね。

今までやってた努力が全部無駄だった

自分自身を許せないタケルちゃん

なんとか助かりましたが、タケルはここで初めて挫折します。色んな事を経験して12/5事件で冥夜や殿下の覚悟を間近で見たことにより自分の「立脚点」を初めて見つけ人類を救うために自分が出来る事を精一杯努力してる矢先の出来事、辛すぎるし仕方がないでは済まされない。超挫折してます、でもタケルちゃんなら必ずここからでも立ち直れるはず。そう思った時にまりもちゃんが励ましに来てくれました(優しい)

まりもちゃん優しいぃいいいいいい好き

マブラヴには初陣でBETAと戦った衛士が生きていられる平均の時間の事を「死の8分」と呼びます。まりもちゃんは白銀が丸腰で8分以上大量のBETAを機動だけで足止めしていた事をめちゃくちゃ褒めてくれます。そして白銀は今後何万人という人間の命を救える素質があるとも言ってくれます。色々励ましてくれるんですここ。本当に心あったまりました。まりもちゃんありが………?

【閲覧注意】伝説のトラウマシーン

比較的マシな画像選びました

プレイ当時の自分
「…?」は?????????????????
このタイミング?????は?????????
え、まりもちゃん?え?は??????わけわからん。なんで?どうして?えっっっ!!!!!!うわぁあああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!
目の前が真っ赤になりました。
意味が、分かりませんでした。
ここで神宮寺まりも軍曹は戦死します。
このまりもちゃんの死がトリガーになりタケルちゃんはここから更に精神的におかしくなります。そしてまりもの死だけがこのオルタの辛いエピソードだと思わないでください。本番はここからです、これで耐えられなくなったらオルタはクリアできないと思います。それぐらいこの後に起こる数々の事全部がきついです。
でも僕は鬱ゲーはあまり好きではないです、オルタネイティヴが人気の理由はここではありません。
次回は逃避行〜立ち直り期〜甲21号作戦までいけたらいきたいです。これ見るたびに辛すぎるので、まりもちゃん本当に好きなので。。。進むしかないから。。

オルタネイティヴ編Part4へ続く

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