11/3 ディボーション 幸いな人 歴代誌第二 26:16-23
聖書箇所 歴代誌第二 26:16 〜 23
"しかし、彼が強くなると、その心は高ぶり、ついに身に滅びを招いた。彼は自分の神、主の信頼を裏切った。香の壇の上で香をたこうとして主の神殿に入ったのである。
すると、彼の後から祭司アザルヤが、主に仕える八十人の勇敢な祭司たちとともに入って来た。
彼らはウジヤ王の前に立ちふさがって言った。「ウジヤよ。主に香をたくのはあなたのすることではありません。香をたくのは、聖別された祭司たち、アロンの子らのすることです。聖所から出てください。あなたは主の信頼を裏切りました。あなたには、神である主の誉れは与えられません。」
ウジヤは激しく怒った。香をたくための香炉を手にしていたが、彼が祭司たちに対して激しく怒ったとき、主の神殿の中にいた祭司たちの前、香の壇の傍らで、彼の額にツァラアトが現れた。
祭司の長アザルヤと祭司たち全員が彼の方を見ると、なんと、彼の額がツァラアトに冒されていた。そこで彼らは、急いで彼をそこから連れ出した。彼自身も急いで出て行った。主が彼を打たれたからである。
ウジヤ王は死ぬ日までツァラアトに冒され、ツァラアトに冒された者として隔離された家に住んだ。彼が主の宮から断たれたからである。その子ヨタムが王宮を管理し、民衆をさばいた。
ウジヤについてのその他の事柄は、最初から最後まで、アモツの子、預言者イザヤが書き記した。
ウジヤは彼の先祖とともに眠りについた。人々は彼を王たちの墓地の野に先祖とともに葬った。彼がツァラアトに冒された者だと言われていたからである。彼の子ヨタムが代わって王となった。"
歴代誌 第二 26章16~23節
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
最初に示されたこと
主への献身や奉仕、礼拝でなすべき役割は主の導きによってしなければならない。高慢な思いから自分の考えでしてはならない。その者が主の信頼を裏切ることになる。すでに献身している者の忠告はよくよく謙虚に聞くべきである。彼らはすでに導かれた者であるから。
内容のまとめ
ウジヤ王は強くなると高慢になり、神殿で祭司だけがささげることを許されてい る香をたこうとしました。止めに入った祭司アザルヤに対して、ウジヤ王が激しく 怒ると、主は彼を打たれ、彼はツァラアトにかかってしまいました。
静聴と観察
<警告>16節 高慢な思いから自分の考えで献身、奉仕、礼拝をしても主の信頼を裏切る
<警告>18〜23節 献身、奉仕、礼拝をするときは既に主に導かれた者の忠告を謙虚に聞くべきである
適用
献身、奉仕、礼拝など教会に携わるときには、主の導きに従いたいと思う。自分の思いではなく主の導きを最も大切にしたい。またそのとき、既に導かれた人達の忠告には謙虚に耳を傾けたい
祈り
主よ、感謝します。私があなたを皆と讃美し礼拝するときに、もし自分が何かに携わりたいという思いを持ったら、それが高慢さから出たものではないように私の信仰を支えて下さい。すべては主の導きによる讃美、礼拝、献身、奉仕でありますように。既に主に導かれた真実な者が私に適切なアドバイスをくださりますように。それを私が謙虚に聞き入れることができるよう助けて下さい。そして、愛と希望と信仰を日々増し加えて下さい。
アーメン
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