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11/10 ディボーション 幸いな人 歴代誌第二 30:1-12

聖書箇所 歴代誌第二 30:1-12

"ヒゼキヤはイスラエルとユダの全土に人を遣わして、またエフライムとマナセに手紙を書いて、エルサレムにある主の宮に来て、イスラエルの神、主に過越のいけにえを献げるように呼びかけた。
王とその高官たちとエルサレムの全会衆は協議して、第二の月に過越のいけにえを献げようと決めた。
というのは、身を聖別した祭司たちが十分な数に達しておらず、民もエルサレムに集まっていなかったので、そのときには献げることができなかったからである。
このことは、王と全会衆の目に良いことに思えたので、
彼らはベエル・シェバからダンに至るまで、イスラエル全土に通達を出し、エルサレムに来てイスラエルの神、主に過越のいけにえを献げるよう、呼びかけることを決定した。規定どおりに献げている者が多くなかったからである。
急使たちは、王とその高官たちから託された手紙を携えて、イスラエルとユダの全土を行き巡り、王の命令のとおりに告げた。「イスラエルの子らよ、アブラハム、イサク、イスラエルの神、主に立ち返りなさい。そうすれば、主は、アッシリアの王たちの手を逃れて残ったあなたがたのところに、帰って来てくださいます。
あなたがたは、父祖の神、主の信頼を裏切ったあなたがたの父たちや兄弟たちのようになってはなりません。あなたがたが見るとおり、主は彼らを恐怖に渡されました。
今、あなたがたは、自分たちの父たちのようにうなじを固くしてはなりません。主に服従しなさい。とこしえに聖別された主の聖所に来て、あなたがたの神、主に仕えなさい。そうすれば、主の燃える怒りがあなたがたから離れるでしょう。
もしあなたがたが主に立ち返るなら、あなたがたの兄弟や子たちは、彼らを捕虜にした人々のあわれみを受け、この地に帰って来るでしょう。あなたがたの神、主は恵み深く、あわれみ深い方であり、あなたがたが主に立ち返るなら、あなたがたから御顔を背けられることはありません。」
こうして急使たちは、エフライムとマナセからゼブルンの地に至るまで、町から町へと行き巡ったが、人々は彼らを笑いものにして嘲った。
ただ、アシェル、マナセ、およびゼブルンの一部の人々は、へりくだってエルサレムに上って来た。
また、ユダには神の御手が臨んで、人々の心を一つにし、主のことばどおり、王とその高官たちの命令が実行された。"
歴代誌 第二 30章1~12節
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会

最初に示されたこと

今いる場所で主を信じる者が少なくとも、その少ない人数でも主を讃美するのは主の御心に叶うことである。また、主を讃美するよう福音を述べ伝えると、ある人には嘲笑されることもあるが、必ず伝わる人がいる。主と深く交われば、先の代の罪も赦され、また福音も広く述べ伝えられる。

内容のまとめ

主の宮での礼拝の準備を整えたヒゼキヤは、イスラエルとユダ全土に急使を遣わして、過越の祭りのためにエルサレムに集まるよう、民に呼びかけました。あざける人々もいましたが、エルサレムに来る民もいました。

静聴と観察

<模範>1〜5節 祈りによって主を求めれば、人数を気にすることなく主の御心に叶う礼拝ができる
<模範>10節 福音を伝えていると嘲笑する者もいるが主への深い信仰あれば気にならない
<約束>11〜12節 主を愛し信頼すれば必ず福音は伝わる。

適用

今、多くの人数が教会に集って礼拝をすることができないが、ただ主との交わりだけを大切にしたい。また、礼拝の人数の規模は信仰とは関係ないことを再確認したい。主の導きにより福音を伝えるようになった時、嘲る者がいることを念頭にして、それでも祈りによって主より勇気を与えていただいて、述べ伝えていきたい。そして、必ず福音は伝わるという確信を持ちたい。

祈り

主よ。現在、教会に多くの人数が集えない状況にあります。また、規模の小さい教会もあります。皆が集う人数を気にすることなく主を求める心を与えてください。主との深い交わりの中で福音を述べ伝えられるようにしてください。福音を伝えても嘲る者がいることを気にしない勇気をください。そして、福音は必ず伝わるという強い確信を与えてください。

アーメン

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