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10/9 ディボーション 幸いな人 歴代誌第二 21:1-20

聖書箇所 歴代誌第二 21:1-20

"ヨシャファテは先祖とともに眠りにつき、先祖とともにダビデの町に葬られた。その子ヨラムが代わって王となった。
彼には兄弟たちがいた。ヨシャファテの子で、アザルヤ、エヒエル、ゼカリヤ、アザルヤ、ミカエル、シェファテヤであった。これらはみな、イスラエルの王ヨシャファテの子であった。
父は彼らに、ユダの防備の町々とともに、銀、金、貴重な贈り物を数多く与えたが、王国はヨラムに与えた。彼が長男だったからである。
ヨラムは父の王国の上に立つと、勢力を増し加え、その兄弟たちをすべて剣にかけて殺し、イスラエルの首長たち数人も殺した。
ヨラムは三十二歳で王となり、エルサレムで八年間、王であった。
彼はアハブの家の者がしたように、イスラエルの王たちの道に歩んだ。アハブの娘が彼の妻だったからである。彼は主の目に悪であることを行った。
しかし、主はダビデと結ばれた契約のゆえに、ダビデの家を滅ぼすことを望まれなかった。主はダビデとその子孫に常にともしびを与えると約束されたからである。
ヨラムの時代に、エドムが背いてユダの支配から脱し、自分たちの上に王を立てた。
ヨラムは、彼の高官たちとともに、すべての戦車を率いて渡って行き、夜襲を試みて、彼を包囲していたエドムと戦車隊長たちを討った。
それでも、エドムは背いてユダの支配から脱した。今日もそうである。リブナもそのときに背いてユダの支配から脱しようとした。ヨラムが父祖の神、主を捨てたからである。
また、彼はユダの山々に高き所を造り、エルサレムの住民に淫行を行わせて、ユダを迷わせた。
預言者エリヤから、次のような書状が彼のもとに届いた。「あなたの父祖ダビデの神、主は、こう言われる。『あなたが、あなたの父ヨシャファテの道にも、ユダの王アサの道にも歩まず、
イスラエルの王たちの道に歩み、アハブの家が淫行を行わせたように、ユダとエルサレムの住民に淫行を行わせ、また、あなたよりも善良な、あなたの父の家の兄弟たちを殺したので、
見よ。主は大きな災害をもって、あなたの民、あなたの子たち、あなたの妻たち、そしてあなたの全財産を打つ。
あなた自身は、悪性の内臓の病気をわずらい、ついにはその病のために、日に日に内臓が外に出て来るようになる。』」
主は、クシュ人の近くにいたペリシテ人とアラビア人の霊を奮い立たせて、ヨラムに敵対させたので、
彼らはユダに攻め上って侵略し、王宮で見つかったすべての財産をはじめとして彼の子や妻たちまでも奪い去った。そのため、彼には末子のエホアハズのほか、息子は一人も残らなかった。
これらすべてのことの後、主は不治の内臓の病で彼を打たれた。
年は巡り、二年の終わりが来ると、彼の内臓は病のために外に出てしまい、ついに彼は重い病で死んだ。民は、彼の父祖たちのために香をたいたようには、彼のために香をたくことはしなかった。
彼は三十二歳で王となり、エルサレムで八年間、王であった。彼は惜しまれることなく世を去った。人々は彼をダビデの町に葬ったが、王たちの墓には納めなかった。"
歴代誌 第二 21章1~20節
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会

最初に示されたこと

主は過ちを犯しても完全に見捨てられることはしない。助言をする者を通して悔い改めの機会を与えてくださる。その時こそ自分を誇ったことを悔いて省みる必要がある

内容のまとめ

ヨシャファテ王の長子であるヨラムが王になりましたが、彼は悪を行い、また善良な兄弟たちを殺したので、災害が預言されました。さらに、悪性の内臓の病によって無残な最期を遂げました。

静聴と観察

<警告>3〜6節 自分を誇り主に違背するようなことをしては鳴らない
<御父の愛>7節 過ちを犯しても悔い改める機会をお与えくださる
<罰>9〜10節 主に違背すれば周囲のものが敵となる
<罪>11節 自分が主に違背するばかりか周りのものにも躓きを与えるのは大きな罪である
<御父の愛>12〜15節 御父の愛はそれでも見捨てることをせず預言者を通じて警告してくださる
<罰>16〜20節 御父からの言葉をいただいているにも関わらず心を頑なにし聞き入れなければついには滅ぶ

適用

常に自分を誇り主に違背するような生き方をしないようにしたい。過ちを犯しても主は見捨てられるお方ではないので助言をされることがあれば耳を傾けることができるよう、心を頑なにしないよう日々祈り続けたい。

祈り

主よ。私はあなたの御心に叶った生き方を望みます。決して自分を誇ってあなたに違背することがありませんように。また過ちを犯してしまった時も助言を素直に聞き入れられるよう私の心を頑なにしないでください。

アーメン

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