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10/15 ディボーション 幸いな人 歴代誌第二 24:15-27

聖書箇所 歴代誌第二 24:15-27

"エホヤダは老年を迎え、長寿を全うして死んだ。死んだとき、彼は百三十歳であった。
彼はダビデの町に王たちとともに葬られた。彼がイスラエルにおいて、神とその宮に対して良いことを行ったからである。
エホヤダの死後、ユダの首長たちが来て、王を伏し拝んだ。それで、王は彼らの言うことを聞き入れた。
彼らは父祖の神、主の宮を捨て、アシェラと偶像に仕えた。彼らのこの罪過のゆえに、御怒りがユダとエルサレムの上に下った。
彼らを主に立ち返らせるため、預言者たちが彼らの中に遣わされた。預言者たちは彼らを戒めたが、彼らは耳を貸さなかった。
神の霊が祭司エホヤダの子ゼカリヤをおおった。彼は民よりも高いところに立って、彼らに言った。「神はこう仰せられる。『あなたがたは、なぜ主の命令を破り、繁栄を逃がすのか。』あなたがたが主を捨てたので、主もあなたがたを捨てられた。」
ところが、彼らは彼に対して陰謀を企て、王の命令によって、主の宮の庭で彼を石で打ち殺した。
ヨアシュ王は、ゼカリヤの父エホヤダが自分に尽くしてくれた誠意を心に留めず、かえってその子を殺した。ゼカリヤは死ぬとき、「主がご覧になって、責任を問われますように」と言った。
年が改まるころ、アラムの軍勢がヨアシュに向かって攻め上り、ユダとエルサレムに来て、民の中から民の指導者たちをすべて滅ぼした。そして、分捕り物をすべてダマスコの王のもとに送った。
アラムの軍勢は少数で来たが、主が非常に大きな軍勢を彼らの手に渡されたのであった。それは、人々が、その父祖の神、主を捨てたからである。こうして、ヨアシュにさばきが下された。
軍勢が、重傷を負ったヨアシュを捨てて離れて行ったとき、彼の家来たちは、祭司エホヤダの息子たちの血のゆえに謀反を企て、寝台の上で彼を殺した。彼は死んで、人々は彼をダビデの町に葬ったが、王たちの墓には葬らなかった。
彼に謀反を企てたのは次の者たちである。アンモン人の女シムアテの子ザバデ、モアブ人の女シムリテの子エホザバデ。
ヨアシュの子たちのこと、彼について語られた多くの預言のこと、神の宮の修復のことは、『王の書の注解』にまさしく記されている。彼の子アマツヤが代わって王となった。"
歴代誌 第二 24章15~27節
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会

最初に示されたこと

父なる神は人間との契約を必ず守られる方であるが、もし人間が契約を破るようなことがあれば、厳しく罰する
また、主の裁きは間接的に悪しき人間を介して行われることがある。

内容のまとめ

祭司エホヤダが死ぬと、ヨアシュは主の宮を捨て、アシェラと偶像に仕えました。 さらに神の裁きを告げた祭司ゼカリヤを打ち殺しました。ユダはアラム軍に攻めら れ、重傷を負ったヨアシュは謀反によっていのちを落とします。

静聴と観察

<約束> 16節 神に対して生前良いことを行ったものはダビデの町に王たちとともに葬られる
<罪>   18節 偶像崇拝は最も忌むべき罪である
<警告>  19〜20節 忌むべき偶像崇拝を行った時、預言者による戒めがある
<約束>  22節 主の目によいことを行った物の祈りは聞かれる
<父なる神> 23〜24節 人間が神との契約を破れば、時に悪しき人を介して裁きを下される。

適用

主イエスがお教えくださったように、主を愛することが第1の戒めである。それに最も反することが偶像崇拝である。偶像崇拝は実物の偶像を拝まなくても、神よりも大切にしているものがあればそれが偶像である。神を中心に自分の全てがあるようにしたい。

祈り

主よ。私は弱いので時に主を第一にせず他の物事を優先してしまうことがあります。どうかその罪をお赦しください。また、そのような罪から離れさせてください。常に主を愛することができますように。主が私の全てでありますように。

アーメン

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