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11/28 ディボーション 幸いな人 歴代誌第二 36:11-23

聖書箇所 歴代誌第二 36:11-23

"ゼデキヤは二十一歳で王となり、エルサレムで十一年間、王であった。
彼はその神、主の目に悪であることを行い、主のことばを告げた預言者エレミヤの前にへりくだらなかった。
彼はまた、彼に神にかけて誓わせたネブカドネツァル王に反逆した。彼はうなじを固くし、心を閉ざして、イスラエルの神、主に立ち返らなかった。
そのうえ、祭司長全員と民も、異邦の民の忌み嫌うべきすべての慣わしをまねて、不信に不信を重ね、主がエルサレムで聖別された主の宮を汚した。
彼らの父祖の神、主は、彼らのもとに早くからたびたび使者を遣わされた。それは、ご自分の民と、ご自分の住まいをあわれまれたからである。
ところが、彼らは神の使者たちを侮り、そのみことばを蔑み、その預言者たちを笑いものにしたので、ついに主の激しい憤りが民に対して燃え上がり、もはや癒やされることがないまでになった。
主は、彼らのもとにカルデア人の王を攻め上らせた。彼は、聖所の中で若い男たちを剣で殺し、若い男も若い女も、年寄りも弱い者も容赦しなかった。主は、すべてのものを彼の手に渡された。
彼は、神の宮の大小すべての器、主の宮の財宝と、王とその高官たちの財宝、これらすべてをバビロンへ持ち去った。
神の宮は焼かれ、エルサレムの城壁は打ち壊され、その高殿はすべて火で焼かれ、その中の宝としていた器も一つ残らず破壊された。
彼は、剣を逃れた残りの者たちをバビロンへ捕らえ移した。こうして彼らは、ペルシア王国が支配権を握るまで、彼とその子たちの奴隷となった。
これは、エレミヤによって告げられた主のことばが成就して、この地が安息を取り戻すためであった。その荒廃の全期間が七十年を満たすまで、この地は安息を得た。
ペルシアの王キュロスの第一年に、エレミヤによって告げられた主のことばが成就するために、主はペルシアの王キュロスの霊を奮い立たせた。王は王国中に通達を出し、また文書にもした。
「ペルシアの王キュロスは言う。『天の神、主は、地のすべての王国を私にお与えくださった。この方が、ユダにあるエルサレムに、ご自分のために宮を建てるよう私を任命された。あなたがた、だれでも主の民に属する者には、その神、主がともにいてくださるように。その者は上って行くようにせよ。』」"
歴代誌 第二 36章11~23節
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会

最初に示されたこと

主は忌むべき偶像崇拝をお赦しにはならないが、哀れまれる方である。地が汚されたとき神の御計画によって神の偉大な御業によって清くする。しかし、神は見捨てはしない御方である。

内容のまとめ

ゼデキヤがユダの最後の王となりました。彼はエレミヤの預言に耳を傾けることなく、神に立ち返ることをせず、悪を行い続けました。祭司長や民もまた、偶像礼拝に陥り、神殿を汚しました。とうとうユダは滅亡してしまいます。

静聴と観察

<罪>12〜14節 忌むべき偶像崇拝をし、その地を汚すことは大罪である
<警告>15節 神は哀れまれるお方であるので使者を使わせて警告をなされる
<罪>16節 神が使わされた御方を侮るのは大罪である
<罰>17〜21節 主は汚れた地を清めるために罰を与える
<御父の愛>22〜23節 主は汚された地を見捨てることなく再び思い起こされる

適用

自分を誇ることなく、忌むべき偶像崇拝を完全に打ち壊したい。また、過ちを犯しても主は哀れまれる御方であるので、警告や助言を促してくださるのでその声に耳を傾けることができるよう心を頑なにしないように普段から祈りたい。神は罰を与えるお方であるがそれは清めるためであるので主への信頼を揺るがないものにしたい。

祈り

主よ。常に自分を誇ることなく、また決して忌むべき偶像崇拝をしないようにさせて下さい。もし過ちを犯しても私が心を頑なにすることなく、警告や助言を素直に聞き入れられるようにして下さい。あなたの罰は清めるための愛であることに確信を持ち常に信頼できるように日々信仰を増し加えて下さい。

アーメン

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