見出し画像

11/17 ディボーション 幸いな人 歴代誌第二 32:24-33

聖書箇所 歴代誌第二 32:24-33

"そのころ、ヒゼキヤは病気になって死にかかっていた。彼が主に祈ったとき、主は彼に答え、しるしを与えられた。
ところがヒゼキヤは、自分に与えられた恵みに応えようとせず、かえってその心を高ぶらせたので、彼の上に、また、ユダとエルサレムの上に御怒りが下った。
しかし、ヒゼキヤがその心の高ぶりを捨ててへりくだり、彼もエルサレムの住民もそうしたので、主の御怒りは、ヒゼキヤの時代には彼らの上に臨まなかった。
ヒゼキヤは非常に多くの富と誉れを手にした。彼は、銀、金、宝石、バルサム油、盾、すべての尊い器を納める宝物倉、
穀物、新しいぶどう酒、油などの産物のための倉庫、さらに、あらゆる家畜のための小屋や、羊の群れの囲いを造った。
彼は町々を建て、羊や牛の群れもおびただしい数であった。神が、実に豊かな財産を彼に与えられたからである。
このヒゼキヤこそ、上方にあるギホンの水源をふさぎ、ダビデの町の西側に向かってまっすぐに流した人である。ヒゼキヤは、そのすべての仕事を成し遂げた。
ただし、バビロンの首長たちが、この地に示されたしるしについて調べるために彼のもとに使節を遣わしたとき、神は彼を試みて、その心にあることすべてを知ろうとして彼を捨て置かれた。
ヒゼキヤについてのその他の事柄、その誠実な行いは、『ユダとイスラエルの王の書』の『アモツの子、預言者イザヤの幻』にまさしく記されている。
ヒゼキヤは先祖とともに眠りにつき、人々は彼をダビデの子たちの墓地の上り坂に葬った。ユダのすべての人々とエルサレムの住民は、彼の死に際し、彼に栄誉を与えた。彼の子マナセが代わって王となった。"
歴代誌 第二 32章24~33節
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会

最初に示されたこと

主が祈りに応えられた時、その恵みに感謝せず、逆に高慢になってはならない。悔い改めれば主は赦してくださり、さらに恵みもまし加えてくださる。

内容のまとめ

ヒゼキヤは病で死にかかっていましたが、主が彼の祈りを聞かれ、彼をいやされました。彼は高慢にもなりましたが、へりくだる者だったので、ヒゼキヤの時代は主の御怒りから守られました。ヒゼキヤの後はマナセが王となりました。

静聴と観察

<警告>24節 祈りが応えられたからといって主に感謝せず高慢にならないこと
<模範>26節 普段から主に謙っていれば、過ちに気がついた時に悔い改めることができる
<約束>27〜33節 過ちを犯しても悔い改めれば主は赦してくださり、さらに恵みをまし加えてくださる

適用

自分の祈りに主が応えられた時に高慢にならないようよくよく気をつけたい。そのために、普段から主に謙り、過ちにすぐに気がつき悔い改められるような信仰をしていきたい。主は悔い改めの祈りを必ず聞かれ赦してくださり、さらに恵みをまし加えてくださる愛の方であるとの確信を持ちたい。

祈り

主よ、感謝します。あなたが祈りに応えてくださった時、心から感謝できていなかったことがありました。逆に高慢になってしまったということが思い当たります。あなたに謙る物となり、自分の過ちにはすぐに気がついて悔い改められるような信仰を与えてください。また、あなたは悔い改めの祈りを聞かれ赦してくださり、そればかりか恵みを増し加えてくださるる愛の神であることに常に感謝と讃美できるよう、安心して信頼できるようにしてください。

アーメン

注解書を購入したいので、もしよろしければサポートお願いします