11/5 ディボーション 幸いな人 歴代誌第二 28:1-15
聖書箇所 歴代誌第二 28:1-15
"アハズは二十歳で王となり、エルサレムで十六年間、王であった。彼はその父祖ダビデとは違って、主の目にかなうことを行わず、
イスラエルの王たちの道に歩み、そのうえ、バアルの神々のために鋳物の像を造った。
彼は、ベン・ヒノムの谷で犠牲を供え、主がイスラエルの子らの前から追い払われた異邦の民の、忌み嫌うべき慣わしをまねて、自分の子どもたちに火の中を通らせた。
彼は高き所、丘の上、青々と茂るあらゆる木の下で、いけにえを献げ、犠牲を供えた。
彼の神、主が彼をアラムの王の手に渡されたので、彼らは彼を討ち、彼のところから多くの者を捕虜にしてダマスコへ連れ去った。また、彼はイスラエルの王の手にも渡されたので、イスラエルの王は彼を討って大損害を与えた。
レマルヤの子ペカは、ユダで一日のうちに十二万人を殺した。みな勇士たちであった。彼らがその父祖の神、主を捨てたからである。
エフライムの勇士ジクリは、王の子マアセヤ、王の家の長アズリカム、王の補佐官エルカナを殺した。
イスラエルの人々は、自分の同胞の中から、女たち、男女の子どもたち二十万人を捕虜にし、また、彼らから多くの物を略奪して、分捕り物をサマリアに持って行った。
そこには主の預言者で、その名をオデデという者がいた。この人はサマリアに入って来た軍隊の前に進み出て言った。「見よ。あなたがたの父祖の神、主がユダに対して憤られたため、主はあなたがたの手に彼らを渡された。ところが、あなたがたは天に届くほどの激しい怒りをもって彼らを殺した。
今、あなたがたはユダとエルサレムの人々を従わせて、自分たちの男女の奴隷にしようとしている。ただ、あなたがた自身も、あなたがたの神、主に対して罪過があるのではないか。
今、私に聞きなさい。あなたがたの同胞の中から捕らえた捕虜を帰しなさい。主の燃える怒りがあなたがたに臨んでいるからだ。」
そのとき、エフライムの人々のかしらたちの中から、ヨハナンの子アザルヤ、メシレモテの子ベレクヤ、シャルムの子ヒゼキヤ、ハデライの子アマサが、戦いから帰って来た者たちに対して立ち上がり、
彼らに言った。「捕虜をここに連れて来てはならない。私たちを、主に対して罪過ある者とするようなことをあなたがたは考えて、私たちの罪と罪過を増し加えようとしている。私たちの罪過はすでに大きく、燃える怒りがイスラエルの上に臨んでいるからだ。」
そこで、武装した者たちは、首長たちと全会衆の前で、捕虜と略奪した物を手放した。
指名された人々は立ち上がり、捕虜を引き受け、彼らの中で裸の者にはみな、分捕り物の中から衣服を取って着せた。彼らは捕虜に衣服を着せ、履き物を与え、食べさせ、飲ませ、油を塗り、また、足の弱い者はみなろばに乗せ、なつめ椰子の町エリコにいる兄弟たちのところへ連れて行った。こうして、彼らはサマリアに帰った。"
歴代誌 第二 28章1~15節
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
最初に示されたこと
国について、世について、我々には既に大きな罪過がある。既に災いがあるのにも関わらず、それでも主にのみ依り頼むものは少ない。災いが増すばかりである。信じていると口では言うが主にのみ依り頼む者も少ない。いかなる人も主にのみより頼んでいない者には勇気を出して立ち向かう覚悟が必要である。彼らが聞き入れることは稀ではあるだろうが、理解者は必ず現れる。そして、必ず救いがある。
内容のまとめ
アハズ王は、南ユダの王として 16 年間治めました。彼は偶像礼拝のための祭壇を国中に築き、幼い子どもをささげました。その裁きとして、北イスラエルが南ユダを激しく苦しめましたが、預言者オデデはその行き過ぎた行為を警告しました。
静聴と観察
<警告> 1〜8節 主にのみ依り頼まない者は災いがさらに大いなる災いとなる
<模範> 9〜11節 主にのみ依り頼まないものには勇気を持って立ち向かう
<約束> 12〜15 理解者は必ず現れる。そして大きな救いがある。
適用
主を信じていない者、主を信じていると口では言うが主にのみより頼まない者が災いをもたらしても勇気を出して立ち向かいたい。理解者が現れること、救いがあることを確信できるように主に祈れる者となりたい。
祈り
主よ。この世はあなただけにより頼まない、罪に罪を重ねる者が多いです。主を信じると口にしていても、あなただけにより頼んでいる者も少ないです。どうか彼らの罪をお赦しください。彼らの人を罪に定める傲慢さを私も含めて挫いてください。立ち向かう勇気をください。理解者を与えてください。願いが聞き入れられること、救いが必ずあることを確信させてください。日々信仰を増し加えてください。
アーメン
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