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11/16 ディボーション 幸いな人 歴代誌第二 32:9-23

聖書箇所 歴代誌第二 32:9-23

"この後、アッシリアの王センナケリブは、その家来たちをエルサレムに遣わした。彼自身は全軍を率いてラキシュを攻めていた。家来たちは、ユダの王ヒゼキヤとエルサレムにいたすべてのユダの人々に告げた。
「アッシリアの王センナケリブがこう言っておられる。おまえたちは何に拠り頼んで、エルサレムの包囲の中にとどまるのか。
ヒゼキヤは、『私たちの神、主は、アッシリアの王の手から私たちを救い出してくださる』と言って、おまえたちをそそのかし、飢えと渇きで、おまえたちを死なせようとしているではないか。
ヒゼキヤとは、その高き所と祭壇を取り除いて、ユダとエルサレムに『あなたがたは、ただ一つの祭壇の前で拝み、その上で香をたかなくてはならない』と言った者ではないか。
おまえたちは、私と私の先祖たちがすべての国々の民にしてきたことを知らないのか。諸国の神々が彼らの国を私の手から救い出すことができたか。
私の先祖たちが滅ぼしたこれらの国々の神々のうち、だれがその民を私の手から救い出すことができたか。おまえたちの神がおまえたちを私の手から救い出すことができるとでもいうのか。
今、おまえたちは、ヒゼキヤにごまかされるな。このようにそそのかされてはならない。彼を信じるな。どのような国、どのような王国のどのような神も、その民を私の手や私の先祖たちの手から救い出すことはできないからだ。まして、おまえたちの神は、おまえたちを私の手から救い出すことはできない。」
彼の家来たちは、なおも、神である主とそのしもべヒゼキヤに悪口を浴びせた。
センナケリブは手紙を書いて、イスラエルの神、主を侮辱し、主に逆らって言った。「自分の民を私の手から救い出せなかった国々の神々と同じように、ヒゼキヤの神も、その民を私の手から救い出すことはできない。」
彼らは、城壁の上にいたエルサレムの民にユダのことばで大声で呼びかけ、民を恐れさせ、おじけさせて、この町を取ろうとした。
彼らは、人の手のわざである、地上の民の神々について語るのと同じように、エルサレムの神について語ったのである。
ヒゼキヤ王と、アモツの子、預言者イザヤは、このことについて祈り、天に叫び求めた。
主は御使いを遣わして、アッシリアの王の陣営にいたすべての勇士、指揮官、隊長を全滅させた。アッシリアの王は恥じて国へ帰り、自分の神の宮に入った。そのとき、自分の身から生まれ出た者たちが、そこで彼を剣にかけて倒した。
こうして主は、ヒゼキヤとエルサレムの住民を、アッシリアの王センナケリブの手、および、すべての者の手から救って、四方から彼らを守られた。
多くの人々が、主へのささげ物やユダの王ヒゼキヤに贈る選りすぐりの品々を携えて、エルサレムに来るようになった。この時以来、ヒゼキヤはすべての国々から尊敬の目で見られるようになった。"
歴代誌 第二 32章9~23節
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会

最初に示されたこと

自分が困難な状況にある時、「主を信じているのになぜあなたは今の状況にあるのか」と主を信じない者からの嘲り、罵り、他の宗教へのそそのかしがある。しかし、そのような時でもただ主を信じ依り頼み助けを求めれば必ず主の恵みと救いがある。そして、嘲けった者は主の手によって裁かれる。

内容のまとめ

アッシリア王の家来たちはエルサレムを脅かし、神様をさげすむ言葉を語って民を動揺させます。ヒゼキヤ王とイザヤが神様に呼ばわると、神様はアッシリアの軍勢を打ち砕かれ、全滅させました。

静聴と観察

<弁えること>9〜19節 神を信じていても困難な状況はある。その時主を信じない者からの嘲り、罵り、他の宗教へのそそのかしがある
<模範>20節 嘲る者、罵るもの、そそのかす者がいてもただ主に助けを求める
<約束>21〜23節 困難な状況にあっても主に依り頼み助けを求めれば主は敵を打ち倒し、大きな恵がもたらされる

適用

イエス・キリストを信じていると、困難な状況にあった時、信じない者からの嘲りや罵り、他の宗教へのそそのかしがあることをよくよくわきまえておきたい。そのような時でもただ主に助けを求めて依り頼めるような信仰を持てるよう、日々祈り続けたい。主は敵を倒し、恵みをもたらしてくれることに確信を持ちたい。

祈り

主よ。あなたを信じていても困難な状況があります。そのような時に嘲りや、罵り、また、信仰を揺るがす者があらわれます。しかし、私はただあなたに助けを求められる者としてください。あなたは敵を打ち倒し、恵みをもたらされることに確信を持てるよう、信仰を日々まし加えてください。

アーメン

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