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2/9 ディボーション 幸いな人 ヨハネの福音書 7:10-24

聖書箇所 ヨハネの福音書 7:10-24

"しかし、兄弟たちが祭りに上って行った後で、イエスご自身も、表立ってではなく、いわば内密に上って行かれた。
ユダヤ人たちは祭りの場で、「あの人はどこにいるのか」と言って、イエスを捜していた。
群衆はイエスについて、小声でいろいろと話をしていた。ある人たちは「良い人だ」と言い、別の人たちは「違う。群衆を惑わしているのだ」と言っていた。
しかし、ユダヤ人たちを恐れたため、イエスについて公然と語る者はだれもいなかった。
祭りもすでに半ばになったころ、イエスは宮に上って教え始められた。
ユダヤ人たちは驚いて言った。「この人は学んだこともないのに、どうして学問があるのか。」
そこで、イエスは彼らに答えられた。「わたしの教えは、わたしのものではなく、わたしを遣わされた方のものです。
だれでも神のみこころを行おうとするなら、その人には、この教えが神から出たものなのか、わたしが自分から語っているのかが分かります。
自分から語る人は自分の栄誉を求めます。しかし、自分を遣わされた方の栄誉を求める人は真実で、その人には不正がありません。
モーセはあなたがたに律法を与えたではありませんか。それなのに、あなたがたはだれも律法を守っていません。あなたがたは、なぜわたしを殺そうとするのですか。」
群衆は答えた。「あなたは悪霊につかれている。だれがあなたを殺そうとしているのか。」
イエスは彼らに答えられた。「わたしが一つのわざを行い、それで、あなたがたはみな驚いています。
モーセはあなたがたに割礼を与えました。それはモーセからではなく、父祖たちから始まったことです。そして、あなたがたは安息日にも人に割礼を施しています。
モーセの律法を破らないようにと、人は安息日にも割礼を受けるのに、わたしが安息日に人の全身を健やかにしたということで、あなたがたはわたしに腹を立てるのですか。
うわべで人をさばかないで、正しいさばきを行いなさい。」"
ヨハネの福音書 7章10~24節
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会

最初に示されたこと

人をうわべで裁くことなく、神に背を向けている罪を裁きなさい。福音を伝える事に恐れてはなりません。

内容のまとめ

イエス様は内密に、エルサレムで行われている祭りに向かいました。そこで、イエス様を非難するパリサイ人たちに対して、ご自身が遣わされた父のみこころを行っているとおっしゃいました。

静聴と観察

<子なる神>14〜24節 キリストは完全なる人間のお振る舞いとして謙ります。しかし、その教えは真理です。
<人を裁く事の戒め>24節 人をうわべで裁かないで、神に背を向ける罪を裁きなさい。

適用

キリストの完全なる人間の正しいお振る舞いに主の助けを借りて近づけるように祈り求めたい。キリストの真理の教えを心に刻みたい。人をうわべで裁かず、神に背を向ける罪の奴隷になっている人に真理である福音を伝え励ましたい。

祈り

主よ。キリストの完全なる人間のお振る舞いが私にも出来るように助けてください。御言葉を心に刻むことができますように。人をうわべで裁かないようにしてください。あなたに背を向けて罪の奴隷になっている人に真理の福音を伝え、励ますことができますように。

アーメン

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