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11/11 ディボーション 幸いな人 歴代誌第二 30:13-27

聖書箇所 歴代誌第二 30:13-27

"こうして、第二の月に多くの民が、種なしパンの祭りを行うためにエルサレムに集まった。それは、おびただしい数の大集団であった。
彼らは立ち上がり、エルサレムにあった祭壇を取り除き、すべての香の壇を取り除いて、キデロンの谷に投げ捨てた。
そして、第二の月の十四日に、彼らは過越のいけにえを屠った。祭司とレビ人は恥じて、身を聖別し、全焼のささげ物を主の宮に携えて来た。
彼らは神の人モーセの律法のとおり、定めにしたがって、それぞれの持ち場に立った。祭司はレビ人の手から受け取った血を振りかけた。
会衆の中には、身を聖別していない者が多かった。そこで、きよくないすべての人々に代わって、レビ人が、過越のいけにえを屠る役目に就かなければならなかった。それらを主に対して聖なるものとするためである。
民のうち大勢の者、エフライムとマナセ、イッサカルとゼブルンの多くの者は、身をきよめずに、しかも、記されているのとは異なったやり方で過越のいけにえを食べてしまった。それでヒゼキヤは彼らのために祈った。「いつくしみ深い主よ、彼らをお赦しください。
彼らは聖なるもののきよめの規定どおりにいたしませんでしたが、心を定めて神を、彼らの父祖の神、主を求めています。」
主はヒゼキヤの願いを聞き、民を癒やされた。
エルサレムにいたイスラエルの子らは、七日の間、大きな喜びをもって種なしパンの祭りを行った。レビ人と祭司たちは、毎日主に向かって力強い調べの楽器を奏でて、主をほめたたえた。
ヒゼキヤは、主への務めによく通じているすべてのレビ人に励ましのことばをかけた。彼らは、交わりのいけにえを献げ、父祖の神、主に告白をしつつ、七日間、祝いの食事にあずかった。
全会衆は、さらに七日間祭りを行うことを決め、喜びをもって七日間、祭りを行った。
ユダの王ヒゼキヤは、千頭の雄牛と七千匹の羊を会衆に提供し、高官たちは雄牛千頭と羊一万匹を会衆に提供した。また、多くの祭司が身を聖別した。
こうして、ユダの全会衆、祭司とレビ人、イスラエルから来た全会衆、イスラエルの地から来た寄留者でユダに在住している者たちは、みな喜んだ。
エルサレムには大きな喜びがあった。イスラエルの王、ダビデの子ソロモンの時代以来、エルサレムでこのようなことはなかったからである。
レビ人の祭司たちが立ち上がって民を祝福した。彼らの声は聞き届けられ、彼らの祈りは、主の聖なる御住まいである天に届いた。"
歴代誌 第二 30章13~27節
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会

最初に示されたこと

主を礼拝する時にはまず祈りによって自己の偶像崇拝捨て聖別してから行う。恥じるようなことがあっても主の愛を信頼できるように祈る。礼拝は自己中心で行うのではなく、主を祝福し讃美する信仰で行う。

内容のまとめ

エルサレムに集まったイスラエルとユダの民は、宮から偶像を取り除き、過越のいけにえをささげました。レビ人がそのための奉仕を担い、7 日間の種なしパンの祭りを祝い、互いに喜び合いました。

静聴と観察

<模範>14節 礼拝の前には自己の偶像崇拝を捨てる
<模範>15〜17節 礼拝は身を聖別してから、主に忠実に行う
<警告>18〜19節 自分の思うままに任せて礼拝してはならない
<模範>18〜20節 もし自分の思うままに礼拝しているようなことがあれば主を信頼して悔い改めの祈りをする
<模範>21〜27節 主への礼拝は大きな喜びを持って主を祝福して讃美する

適用

礼拝の前には自己の偶像崇拝を打ち壊し聖別してから行えるように祈りたい。自分の思うままに任せて礼拝をせず、主に忠実に大きな喜びを持って祝福し讃美できる信仰ができるよう祈りたい。礼拝が自己中心になっていないか自分を省みて、悔い改めの祈りをしたい。

祈り

主よ。あなたの愛の力を持って日々私の中にある偶像崇拝を打ち壊してください。私を聖別してください。自己中心で礼拝せず、あなたに忠実に大きな喜びを持ってあなたを祝福し讃美できるよう信仰を増し加えてください。礼拝が自己中心になっていないか自信を省みることができるように、もしそのようなことがあればどうか悔い改めさせてください。

アーメン

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