見出し画像

常にその時の最適解を考える

起きてしまったことを嘆くのではなくて、その時々の最適解を考えて対応していくという方が建設的だよねっていう考え方です。こう見るとそれって当たり前じゃないかと思いますけど、よく「それって普通は〇〇~」「やってもどうせ〇〇~」みたいに話したりする方がいると思うのですが、そう言う風に起きたことに対してよく考えずに過去の事例に当てはめたり勝手に予想して簡単に解決しようとするのではなくて、ケースバイケースでちゃんと都度考えてベストな対応をしていこうねって話です。これはふくしの人生訓みたいなもので、͡コトあるごとにこの言葉を言い聞かせながら日々過ごしているわけです。答えは絶対一つだけではない。

自分の場合はまさに多汗症がそれ。今でもレベル3の多汗症で苦しんでいますし、幼少期はこれが原因でコミュニケーションを取ることが中々できず、この疾患が原因で出来ることが大分限られてしまうので辛いことはめっちゃ多いですが、そこだけに意識を持っていること自体全くもって建設的ではないし、治らない疾患だからといって我慢するのは心の健康にも良くないので、辛いことを羅列するよりも逆にメリットはあるかなって考えるようにしています。自分はよく人に「多汗症で辛いけどお札が食いつくので数えるのにめっちゃ便利でお店のレジ締めで大活躍した」とか「スーパーのビニール袋なんて簡単に開けられる」とか言ってます。この話を前回参加したオフ会で言ったら他の方からも色々話が出てきて面白かったです(笑)気持ちの切り替えって結構大事ね。

--

マーケティングの師匠の教えの中で今でも心に刺さっているのが「BE」から始めるプランを考えると言う言葉。何かというと「HAVE※持つ」「DO※行動」「BE※あり方」というのが人間の行動の中にあって、この3つのワードをベースにアクションをおこしている生き物なんです。ただヒトってHAVEから始める思考法が多いみたいなんですよね。例えば

「もっとお金さえあれば・・・」とか「もっと高学歴だったら・・・」とか。必要なもの(HAVE)から行動をおこすとかなりの確率でネガティブな、乱暴な思考に走りがちになります。HAVEからの思考は結構苦しいです。

BEから始めるということは、思い描いた姿(BE)からそれにはこれが必要だよね(HAVE)ってなって、そうしたらこうやって動こう(DO)って結論になるので無理なく前向きに取り組めて行けるのではないかなと思っています。

なので、自分にとってのBEは「多汗症でむちゃくちゃ辛いけど、これに負けないように暮らせるにはどうしたらいいか」って思考。案外と良い向き合い方も見つかってます。多汗症は勝てないかもしれないけど負けないことはできるはず。



--閑話休題



先日多汗症に向けた治療を開始しましたという記事をアップしました。イオントフォレーシスに関しては1発で完治というわけではなく、段階を踏んで徐々に直していく施術でして、10回くらいで「何か効果がでてきたんじゃない?」みたいな感じになるみたいです。1回の施術にかかる費用を計算していきながらトータルでいくらかかったかを算出し、機械を買った方が安いのか通院した方が安いのか検証できればなと思っています。

因みにイオントフォレーシスの機械がこれ。4万弱するんですよね。欲しいのですけどちょっと高いかなー。メーカーの方プレゼントしてくれないかしら・・・。なんつって。

--

そこで話は変わりますが、前回処方してもらった塩化アルミニウムローションと服用薬プロバンサインについてご報告を。

まず最初に各商品の説明をさせて頂きますと、塩化アルミニウムローションは実際に患部に塗る制汗剤で、なんでこれが効果があるかというと、汗の出口の奥を意図的に炎症を起こさせて穴自体を塞いじゃうって仕組みなようです。(※間違ってたら指摘ください。)なので、個人差はありますが炎症が実際におきてるので塗った患部がかゆくなったり、肌に合わない場合もあるみたいですね。

続いてプロバンサインですが、こちらは抗コリン作用によって消化管の収縮運動を抑え、自律神経遮断作用により筋緊張を緩めて夜尿や多汗を改善する薬のようです。この薬は空腹時に飲むことで効果が出てくるみたいで、食後等は空腹になったタイミングでまた飲みなおす必要があるみたいです。

◆実際に使ってみました。

塩化アルミニウムローションを手と足、脇にそれぞれ塗って一日過ごしてみましたが、手と足に関しては全く効果がなくて、〇なっしーではないけど安定の汗ブシャーでした。※脇に関しては後述します。

続いてプロバンサインですが、こちらも実感するような効果がでず、全体的にビショビショ丸でした。ただ自宅にいる時でも大量の汗をかいていたのですが、薬を服用したことで汗が若干改善したように?思いました。


結論:レベル3をなめるな


薬の使い方にもよりますが、レベル1や2の方とか、ある程度でも汗を抑えたい!という方には使えるかなと思います。両方を上手に使う事で多汗症と向き合うこともできるのではないかと思いました。語弊の無いようにお話しておきますが、タイミング、体質によって個人的にかなりブレがあると思いますのでこの記事を鵜呑みにはしないでちゃんと診察を受けてくださいね(汗)


で、塩化アルミニウムローションの話に戻しますが、自分の場合、手と足は全然効果がなかったのですが、脇に関しては大分汗が抑えられることがわかりました。塗った後、「あー、汗かいてるなー」という感覚があるのですが実際に脇を見ても汗ジミがない。患部を触るとほんと少しだけ湿っている感じでした。ここに関しては目に見えて効果があったので、継続して使っていこうと思った次第です。簡単に書いていますがこの効果は大きい。だって色付きのシャツを着ることができるわけだし。ただ、ローションとは言え粘度がなくてパシャパシャするんです。つまり脇だと患部に塗りにくい。どうしよか考えてるときにいいものを見つけたので、ご紹介します。


じかぬりのやつ

先端に玉ころがついてて、くるくる回りながら液体を患部にじかに塗れる制汗剤のCMあったじゃないですか。「じ~か~ぬ~り~♪」て歌ってたやつ。あれです。以前にオーストラリアに旅行に行った際に某美容系メーカーが出していた制汗剤のボトルがあったので、消毒をしてそれを使ってみることにしました。

いやぁほんと快適に塗れます(笑)自分のは海外で購入した物なのですが、国内の商品はどうなのかな。使えるようならこの形状はおすすめです。あと、使用時は1回で満タンにするのではなくて1/3くらいに留めて都度補充しながら使う方がいいかなと思います。

一応念の為この使用法でも問題がないか、次回の診察時に先生の意見を聞いてみますね。

というようにその時々で最適解を考えつつ前向きに多汗症と付き合っていけば何とか解決策も見えてくるかなと思っていますし、対策商品のアイデアも湧いて来るんじゃないかなと、そう思っています。次回以降は私が作っているプロダクトに関してご報告できればいいなと思っています。


では今回はこの辺で( ^-^ )ノシ꜆꜄꜆

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?