5年で変わった音楽の楽しみ方
今日は仕事に全く関係がないトピックではあるが、自分の感じたことなのでそのまま書き残しておきたい。
Spotifyをはじめとするサブスクの波の影響を存分に受け、自分の音楽の楽しみ方がここ5年で大きく変わったので共有したい。
ちなみに自分は圧倒的にSpotify派なのだが、Apple Oneの家族会員である為Apple Music を使っている。
特段不満があるわけでもない。
1. アルバム単位で楽しむ機会が減った
2. サジェスチョンによる新たな出会い
3. 音楽雑誌を読むことが減った
結論から言うと、この3つだ。
それぞれ詳細を書いていく。
①アルバム単位で楽しむ機会が減った
JAPAN100などランキングコンテンツにアクセスしやすくなり、ランキングをザッピングして聴くことが増え、
昔だとカウトダウンTVのランキングを網羅しようと思えば、TSUTAYAで30枚分のシングルをレンタルする必要があった。しかも新作なので高い。
このライト層へのスピード感は非常に魅力的だ。
一方でアルバムを聴き込むという楽しみ方がかなり減った気がする。
再生数に応じてアーティストに収益が入る構造自体に異論は全くない。
加えて、情報は待っていてもやってくるので自らたとえばアルバムの発売日などの情報を取りに行くことが少なくなった。
アルバムの発売を心待ちにする機会も減った。全てアプリが教えてくれるからだ。
②新たな出会いがある
実はこの出会いは大学の頃にもあった。軽音楽部での「宅飲み」である。
ここでYouTubeを流したり、お互い持ち寄った音楽を共有したりして飲むアルコールは格別だった。
ipod、ウォークマン全盛期の時代だったのでデータを持ってくるという行為ができた。
クラウドも一般的ではなかったので、google driveで音楽をシェアするというものがまだ前衛的だと思われた。
話が逸れたが、この出会いが今ではAIのサジェスチョンによるもので結構これのセンスが良い。
同ジャンルの知らないアーティストだったり、昔よく聞いていた曲なんかを自動で次のトラックに流してくれる。
ここ1-2年内に本格実装された機能だと記憶しているが、確実に自分の音楽の幅を広げてくれる。
③音楽雑誌を読む機会が減った
これは上記の友人と音楽の話をする機会が減ったことにも起因すると感じる。
音楽が好きなメンバーに如何に「掘り出し物の音楽」を教えられるかが一つの指標になっていた気がする。
無論その為だけではないが、定期的に音楽雑誌を読んでアルバムやライブのレビューを読み耽っていたものだ。
サブスクサービスが周流になり、楽しみ方がこんな風に変わった、他にもこんな音楽の楽しみ方があるというものがある方は是非教えていただきたい。
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