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借金で今、胸がくるしい人へ

クレカで借りないと回らない時期があった。
いわゆる自転車操業パターンで
雪だるま式に増えるやつ。

私も夫も、お金やキャリアと言うものにずっと
あまり関心を持たず、あればあったで、無ければ無いで
過ごせていたー
知識もなくカードを作るという
アタマさえ無かった時代は少なくとも、借金は作らず過ごせた。

7年間どっぷりと恋人同士で遊びつくし、
そののち住む国を変え、子供が生まれ家族と言う形態になると
生活は別物になり、父と母になっていき、なぜだか
クレカと言うものも持つようになり、
贅沢するわけでもないのにお金は「必ず」足りない。
夫は低収入の仕事でストレスまみれになりながら、
私は専業主婦で小さな子供を二人育てながら、
追われるような毎日を送っていた。

夫はいつもピリピリしていたし、我慢を重ね仕事をしているのも
分かっていたので、(最終的には体を壊し退職)
借金の話はなるべく夫にはせず一人で抱え、
何とか回しているという体を無理やり自分に
信じ込ませて暮らすうち、そのことを考えると
胸が実際にギュッと締め付けられるような苦しさ、
肉体的な兆候が出るようになってしまった。

これはヤバいと、ある日意を決し夫に伝えた。
夫は拍子抜けするほど淡々と話を聞き、
今後の実際的な行動案など、冷静に話をしてくれた。
この時あっけなく、ふっと胸から重さが溶解していくような、
安堵感は今も体で思い出せる。

当時お金のことばかり考え続け、あまりにも苦しかった私は、
「・・そもそも、お金とは何なのか??!」という疑問を
強く持つに至り、貨幣通貨の仕組み、金本位制、
銀行の仕組みなど、調べることに没頭し始めた。

そして陰謀論を経由し、世界とは宇宙とは、
命とは、私とは?
存在とは・・・・
の、
探求の旅に入った。

あれから6年。
頭を一杯にし胸を締め付けたお金の悩み、
今はほとんどなくなった。
(体感的には100パーセントから7パーセントくらいに減った。)
借金自体はなくなってはいないのだ。が、
あの感情の重みにどっぷりと入り、
一体化していたあの頃には見えなかったもの
(具体的な対策)が見えるようになりー

以前は、
借金取りが腎臓を取りにやって来る
昭和イメージにをも毒されていた私は、
借りたものはただ返すのだ、と
頑なにそれしか思えていなかったのだが、
実は沢山の対処法はあって、冷静な頭になると
そんな情報がうまく集められるようになった。

(何より、調べることでお金や借金の意味が
全く変わってしまった。)

だから今、ひとりで苦しんでる人は、
どこか/誰かに聞いてみよう。
今までと違うところから情報を得てみよう。
とりあえず重荷を少し、軽くしよう。
私はハンデのある外国で何とかやった。
きっと、何とかなるよ。




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