ep. 4-2 ファッションもラフにタフに。
どうも、花粉症のせいで更新が少し遅れてしまった青木です。今年は特に酷くて、目がマジで6割ぐらいしか開かないです。(笑)
#毎年花粉症のツカミをあげてる気がする
さて今回は、前回のnoteの後編とも言える「今シーズンのテーマ」についてお話ししようと思います。
WTC Inc. 1994 CaLifornia
2022春のWTC Inc.は「Santa Clara, California」を舞台にスタートしています。カリフォルニアというエリアには、戦後からたくさんのハイテク企業たちが集積して一大工業地帯となりました。よく言われるように、アメリカ西部の海岸沿いは気候がかなり温暖なのと雨が降りにくいのでかなりあったかい地域になります。
まず一つに、前回のNew Orleansから引き続いて「イージーな人生を送ろう」は大きなテーマになってきますね。昨今、SNS疲れや、感染症対策、西側情勢の関係悪化によって多くの人が"平和とか幸せってなんだろう?"という部分を再確認するようになり、その結果人々の価値観というものがより多様化してきたように思えます。
Instagramの世界においても、2,3年前のようなアイテム/ビンテージ至上主義熱も少しほとぼりが冷めてきて古着にまつわる「スタイル」にフォーカスする人が多くなってきたような感触すらあります。
僕個人的には、これはすごく良い傾向だと思います。
スタイルやアイテムの選びしろが多ければ多いほど、ファッションって楽しいものだと思っているので。
ではその中で、WTC Inc.が提唱するスタイルというのは何かと言うと、「イージーな考え方 = 細かい所は気にしない、心に余裕のある、大らかな考え方」ですね。今ある場所と環境と服や、少しの映画と珈琲で生活は十分楽しめると思いますし、そういう考え方ができるオトナって何よりかっこいいじゃないですか。
シャツにチノパン履いて、少し大きくてもサイズなんか気にしないぜ。これが俺/私のスタイルなんだよ。
ぐらいの感覚って、この先のファッションを楽しむ上で大切なことだと思います。
もう一つのスタイルというかテーマは「まわりにあるデザインを考える」です。
例えば今このnoteを見てくださってるスマホや、顔を上げた時に見えてくる街の広告、古くからある老舗の看板、標識など、形あるものには全て「その形や色になっている理由」があると思います。
例えば、ミリタリー古着の定番である「スノーカモパーカー」は、真っ白のかぶりものなんですがなぜ真っ白なのかというと、もちろん雪の景色に溶け込んで敵にバレにくくするためですよね。
または、Amazonのロゴマーク。"A"から"z"へ矢印が引かれていますが、これはA to Zと言ってアルファベット上の最初から最後まで、どんな商品でも取り揃えているよというメッセージが隠されています。
普段何気なく見ているマークや服たちにも全て意味があります。
そんなことを自分なりに考えてみると、良いかもしれません。
今シーズンからの挑戦
今シーズンからWTC Inc.がよりWTC Inc.になるために、いくつか仕掛けをしていこうと思います。
まず現在水面下で進めているのが、「織りネーム」の作成です。織りネームと言っても分からない方もいると思いますが、古着で言うところのいわゆる「刺繍タグ」ってヤツです。
これでボディーメーカーのタグから解放されて、オリジナルのプロダクトだという証明がつくのでよりアパレルブランドに近いようなイメージに近づいて行けたらいいなぁと思ったりしてます。
もう一つは、実店舗での販売。
大阪、岡山、東京のいずれかでPOP UP STOREのような形で、またこれまでにWTC Inc.に参加してくれている従業員さんにもお会いできるイベントにもなれば面白いね〜と勝手に思ったり。(笑)
夏か、秋頃とか、面白いかもしれませんね。
春は例年通り、シャツの制作がスタートしてますのでそちらも続報をお待ち頂ければと思います。
ではシャツが出来上がってきたぐらいで一度先行公開できればと思いますので、少し僕は急ぎ作り込みます(笑)
so close to you,
WTC Inc.
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