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部活で学んだ他人とのモチベーションの違いを認めること

みなさん、こんにちは。

今日は、「部活で学んだ他人とのモチベーションの違いを認めること」というテーマでnoteを書こうと思います。


僕は、中学、高校と吹奏楽部に所属していました。

中学でも、高校でもそうでしたが、部活動に入る人のモチベーションは、みんな違います。

ものすごくやる気があって、コンクールなどの演奏会で結果を残したい者もいれば、ただ、楽しく楽器が演奏できれば良くて、上手くなることに重きを置いていない者もいます。中には、友達に会うため、なんて人もいます。


大人になってから考えれば当たり前のことなのですが、学生の時の僕には、この感覚の違いが理解できませんでした。

自分の意思で入部したのなら、音楽が好きで入部したのなら、一生懸命練習して、少しでも上手くなろうとするのは当たり前だと思っていたからです。


しかし、そんなふうに考えている人ばかりではないため、どうしても衝突が起こったり、ただ、楽しくしていたい人たちは、一生懸命やっている人たちといることが嫌になり、だんだんと部活に来なくなります。

こうなると、悪循環で、部活に真面目に出るメンバーと、そうでないメンバーの実力差がドンドン開いていきます。

実力差が開いていくと、やはり練習が足りていないメンバーは面白くなくなり、最終的には、部活を去っていくことになります。


こんなとき、なんで好きで入部したのに真面目に練習しないのか理解できず、怒ったりしていたのですが、元々のモチベーションが違うので、仕方ないことなのです。


これは、大人になって働いていても同様ですが、職場内でも仕事に対するモチベーションは、みんなバラバラです。

そのため、成長速度もバラバラです。

正直、全然やる気の感じられない人もいます。

それが自分の部下や後輩であったときに、どうしますか?


この部下や後輩に対して、怒ってでも仕事をさせたり、成長を促す人もいますが、僕はそれはしません。

モチベーションは人に何か言われて、どうこうなるものではないと思っているからです。

人は、自分でしか自分を変えられないからです。


僕はこのことを、部活を通して学びました。


こんなことを書くと冷たい人間のように思われるかもしれませんが、僕が言いたいことはそういうことではなくて、自分のモチベーションと、他人のモチベーションは違うので、それに見合った接し方をしないといけないということです。

自分から見て相手のモチベーションが低いと思っても、それは相対的なもので、その人からすると、モチベーションMAXかもしれないのです。

だからこそ、その違いを認めて、自分が居心地が悪くなる相手と一緒にいるのではなく、心地良く感じる相手と一緒にいるようにすれば、それは自然とモチベーションが近い人、ということになると思います。


そのように、相手との違いをしっかりと認めることで、互いに幸せになるのではないかと思っています。

それでは、また。




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