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“非日常“に不便さを感じても、慌てないでください

みなさん、こんにちは。

今年のお正月は、例年と違い、出かけたりせずに、家で過ごしているという方が多いのではないでしょうか。

僕は、年末から、ほとんど出かけることもなく、家でのんびりしています。

また、年末年始のこの時期は、子どもが帰省したり、親類が集まったりなどしている家庭もあるのではないでしょうか。

僕の息子も、帰省していますが、どこに行けるわけではないから、家で退屈しているようです。

このように、日常と違う、日々を数日とはいえ、送ることになると、気になってくるのが、住宅の間取りや、設備などです。

普段の家族構成で、上手く回っていても、帰省や来客が重なるようなことがあると、どうしても、住宅の足りないところが見えてきたりします。

例えば、子どもが帰省したものの、もう、子ども部屋がなく、リビングで寝てもらったりすると、朝食の用意の時間に、子どもが寝ていたりすると、お互いが気を使ってしまう、といったことがおきます。

また、来客があると、トイレや洗面所を使ってもらうこともあるので、玄関やリビングと水まわりの動線や、広さ、設備など、気になってしまうことがあると思います。

この気になったことを、すぐに、どうにかしようとしてはいけません。

年末年始に限らず、お盆などの夏休みも同様ですが、これらの期間に起こっていることは、“日常“ではないからです。

通常モードの生活の中で、特別困ったことがないのであれば、“非日常“における、多少の不便さがあったとしても、それは、放置しておいて問題ありません。

こんなことを書くと、「いや、実は、以前から、○○に不便を感じていた」などと、大して感じていなかった不満を作り上げてしまう人がいるのですが、この思考は大変危険です。

“非日常“にフォーカスした空間づくりを行ってしまうと、確実に、“日常“が窮屈なものになってしまいます。

それでは、せっかくのマイホームが台無しです。

あくまで大事なのは、“日常“であって、この時期限定の“非日常“に多少の不便さがあったとしても、それは、家を扱うことで解消するのではなくて、全く別の方法で解決の道を探る方が良いでしょう。

寝室が少ないのなら、みんなで、いっそのこと、旅行に行き、みんなで羽を伸ばす方法もあるでしょう。

食事の用意が面倒ならば、この期間は全て、外食や出前にすることを検討してみても良いでしょう。

一時的な不満を、“日常“を犠牲にして解決するのではなく、また、家の中だけで解決しようとするのではなく、思いっきり“非日常“として、楽しく解決する方法もあるということを知ってほしいのです。

何度も言いますが、何より大事なのは、“日常“です。このことをしっかり覚えておいていただき、この特別な時期を乗り切って欲しいと思います。

それでは、また。

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