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【テニス】ラケットの握り方

ラケットの握り方(グリップ)にはいくつか種類があります。

親指と人差し指のVの字がどこに当たるかで1から8まで番号を付けてその呼び名と特徴を解説していきたいと思います。

1.「フルウエスタン」

非常に厚い握りで、ライジング打法のストロークプレイヤー向きです。

低い打点では打ちづらく、できることが限られるグリップですのであまりおすすめはしません。

サーブ、ボレーは無理です。

1と2の間.「ウエスタン」

フライパンや羽子板の握り方になります。

厚い握りで、ストロークプレイヤー向きです。

ボールを押すのに最も適しているのでパワーのある球が打てます。

また、トップスピンもよくかかります。

サーブ、ボレーには適しません。

スペインなどクレーコート育ちの選手に多く見られます。

2.「セミウエスタン」

ウエスタンとイースタンの中間の握りになります。

ウエスタンよりも低い球に対応でき、スピンも打てます。

こちらもサーブ、ボレーは適しません。

3.「フォアハンドイースタン」

薄い握りで、スクールなどで最初に教わる基本的なグリップになります。

パワーはウエスタン系よりは入りづらくスピンもややかけにくいですが逆にボールへのタッチ性が良くなります。

フラットサーブ、フォアボレーに適してます。

3と4の間.「コンチネンタル」

包丁の握り方になります。

最も薄い握りです。

パワーは伝えずらくスピンもかけづらいですがスライスには最適です。

最大の特徴はフォア、バック、ボレー、サーブ、スマッシュを全てワングリップでこなせる点です。

サーブ、ボレーに適しています。

イギリスなど芝生のコート育ちの選手に多いです。

4.「バックハンドイースタン」

ここからは打球面がフォアとは逆となります。

薄い握りで特徴はフォアハンドイースタンと同じになります。

スピンサーブに適しています。

以下フォアと同じようにずれていきます。


一番最初で迷ったらまずは「フォアハンドイースタン」を試してみましょう。

そして自分に合ったプレースタイルがだんだん見えてきたら少しづつ変えるのが良いと思います。

また始めてしばらくたつけどどうもしっくりこない方は一度確認してみるとよいかもしれません。

もっとも多く聞かれる悩みはコンチネンタルなど薄いグリップで打っていて「スピンのかかったボールが打てない」だと思います。

スピンが効いたボールを打ちたい場合はウエスタン系の厚い握りに挑戦してみましょう!

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